冬季博物館実習 3日目(2班)
実習3日目(2班)
実習3日目からは実習生が3つの班に分かれ、実際に学芸員の方に教わりながら作業をしていきます。
本日、2班は長谷川学芸員に作業を教わりました。
実習内容は、まずは収蔵庫の整理と掃除をしました。未登録の果実標本を探して実習室に運ぶことが主な目的です。
収蔵庫内は貴重な標本などが雑多に置かれていて、どれが価値のあるものか分かりにくく、すべてを把握するのは大変そうだなと素人目に感じました。
実習室に果実標本を運んだあと、その標本の登録作業と標本に虫が付いていないか確認する作業を分担して行いました。僕は登録作業をしました。標本に付属しているラベルに書かれている情報をExcelに入力していくのですが、さく葉標本の場合は標本毎に付属しているラベルが標準化されているのに、果実標本の場合は情報が揃っていないものが多く、判断に困ることが多かったのですが長谷川学芸員に助けてもらい、無事に作業を終えることができました。僕は大学では気象学について勉強しており植物には詳しくないのですが、面白い形をした植物の標本が多々あって見ているだけでも楽しかったです。
虫がついていないかチェックする作業は、博物館同士で交換する標本を調べていたようです。博物館同士で交換することで地元の標本以外のものをいつでも見れるように保管しておくのが狙いなのだそうです。
作業の最中、様々な貴重な小話が聞けてとても面白かったです。残り2日も楽しみたいと思います。
2班 Y.T.