冬季博物館実習3日目
博物館実習3日目、3班は動物の骨格標本を作りました。
実習生が2人1組となり、1種類の動物を担当しました。私は大型の猿であるドリルを担当しました。
骨格標本は1年ほど砂場で微生物や昆虫などに肉を分解してもらい、ほぼ骨だけになったものを水につけ、ブラシなどできれいにすることで作成します。
普段見る骨格標本は真っ白であることが多いように感じますが、実際の骨は黄土色や茶色のものが多かったです。これは微生物の働きや太陽にどれだけ当たったかが影響する、と教えていただきました。
実習では骨に残った肉を骨が傷つかないようにメスやハサミで取ることが難しかったです。
今日はドリルの他にカリフォルニアアシカとメガネグマの骨格標本が作られ、実習の最後にそれぞれの骨格を比較しました。頭の大きさはどれも同じくらいでしたが、背骨の大きさや足の長さなどが大きく異なっていました。また、骨を組み合わせると各関節の可動域などがわかり、面白かったです。
実習も半分が過ぎ、残り2日です。明日3班は植物に関する実習を行います。私は特に植物に興味があるのでどのようなことをするのか楽しみです。
3班N.K