冬季博物館実習 4日目

3班の本日の実習内容は主に種子の標本整理でした。
まだ未整理の種子を、科ごとにボックスに入れ分別していきます。科が分からない植物は、自分たちで調べたり、今日1日ご指導をいただいた横川先生に教えていただいたりしながら分別を行いました。
押し葉標本を学校の授業で取り扱うことはあっても、種子の標本を扱うことはなかったため、大変いいものを見せていただきました。種子は同じ植物の器官とは言っても本当に多くの種類があります。植物はそれぞれの環境で生き残る戦略を持っているわけですが、種子にはとりわけその植物の戦略が表れた器官であると感じました。
その後、特別収蔵庫に保管されている植物標本についての説明を受けました。他の博物館にはあまりない貴重な標本をみせていただいたり、標本管理の方法について教えていただいたりしました。
収蔵庫は常に温湿度の管理を行い、また防虫剤であるナフタレンの交換も定期的に行うなど、標本をいい状態で保存するには労力がかかると思いました。きっとマメな性格とは程遠い私ではすぐに標本をダメにしてしまいそうです。
明日は実習最終日です。最後までより多くのことを学べるよう意欲的に実習に参加していきたいと思います。
3班 T.H

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