2018冬期 一般実習コース 4日目

博物館実習4日目です。
第四紀研究室の中条学芸員の下、屋外にあるプレハブ倉庫の清掃と現在、調査・採集している海岸の砂のサンプルを各地方ごとに分類し、収蔵庫がいかにして利用されているかを学びました。
午前中に、プレハブ倉庫に入っているもの(特別展や学会の立て看板、ボーリング調査箱、破砕処理されていない重量な大きさの化石を含む岩石、採取されてきた植物や樹木の一部)を全て外へ出し、埃だらけの状態をなくしました。後は、学芸員による取捨選択でかなりの粗大ごみが出てきました。人数がいて、約3時間程度で作業が終了しました。これを学芸員または職員の時間を割いてするので、年1、2回になってしまうのかと思いました。倉庫を清掃するということで、止まることなく新しい資料を迎えられる状態ができるのです。
残りの時間で、中条学芸員ならびに友の会会員によって採取されたサンプルを収蔵庫へ保管するのを手伝いました。収蔵庫は言わば、博物館の”金庫”でもあり利用する側も守っていく事項が多数あると知ることができました。学芸員の研究にはサンプルが多い方が、導いた結果が増え、考察も濃いものになると考えられます。
今回の実習で、いかにして収蔵庫が動いているのかが分かり、そして、学芸員の一日にせまることができました。

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