2018年度 博物館実習 冬期一般コース 3日目

実習3日目からは4班に分かれて学芸員の方に教わりました。3班は横川学芸員に担当していただきました。
午前中は研究室や収蔵庫の見学、標本の整理をさせていただきました。研究室の見学では植物の標本作製に必要な機械や工程を教わりました。植物は燻蒸剤でDNAが切れてしまうときもあるため、冷凍庫に入れ燻蒸を行います。収蔵庫の見学後、標本の整理を行いましたが、私たち実習生が行ったものは数多くある棚のうちの4つで、収蔵庫にある棚の数を考えると時間がいくらあっても足りないと感じました。
午後からはマウントの作業をさせていただきました。植物の標本は押し花のようになっていてラベルと一緒に専用の紙に貼っていきます。この時に大切なことは、その植物にとって重要な場所をテープで隠さないようにすることです。しかし、植物に詳しくない私にはどこがこの植物にとって重要な場所なのかがわからないものもあり、学芸員の知識や標本作製の難しさに驚かされました。
残りの実習でも、博物館でしか学べないことを学んで帰りたいと思います。
(O大学 M.K)

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