2018年度博物館実習日誌2日目「はくぶつかん・たんけん隊」補助

 博物館実習2日目は、特別行事「はくぶつかん・たんけん隊」の引率でした。いわゆるバックヤードツアーの引率なのですが、子どもは子どもだけで参加と聞いて驚きました。子どもたちの安全を守ることはもちろんですが、収蔵資料の安全も守ることができるのか、はじめは若干の不安がありました。
 午前に私が引率したのは小学校中学年の班です。前日の研修では一番元気な年ごろだと聞いていましたが、その通りでした。子どもたちが学芸員の注意が聞けないことや、狭い部屋ではしゃいでしまう場面がいくつかありました。博物館の機能について伝えることも重要ですが、第一に楽しんでもらわなければ意味がありません。参加者を興ざめさせてしまわない程度に注意しつつ、安全面にも配慮することはとても難しいと感じました。もう少し参加者と一緒に楽しむことができれば、もっと楽しんでもらえたかなと思いました。
 しかし、友の会のベテラン補助スタッフの方々の手際の良さに助けていただき、子どもたちも話をよく聞いてくださったので、行事はとても滑らかに進行していたように思います。受付までの動線への誘導など、とても細かい指示があったことも、前回の反省が活かされている証左であると思い、博物館と市民とがよく連携しているなと、大変感服致しました。私にとっても大変有意義な行事となりました。
博物館から2番目に近い大学 K. I

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