令和元年度 夏期博物館実習4日目
実習4日目、私たち2班は「第四紀研究室」のN先生にご指導いただきました。
午前は、友の会の行事「ビオトープの日」に一般の方々と一緒に参加させて頂きました。今回の活動は、草刈りでした。参加者の子どもたちは自由に虫取りをして、採った虫について学芸員の方に質問することができます。
私たち実習生は、主に博物館の非常口の周辺に生い茂った草を刈り、人が通りやすいようにしました。また、屋外の収蔵庫の出入口を塞いでしまっていた草や木も刈りました。ほとんどが日陰での作業だったので、大量の蚊に苦戦しましたが、草で生い茂っていたところがすっきりしたのを見ると達成感がありました。私は草刈り中も、あまり虫を見つけることはできませんでしたが、子どもたちはバッタやカマキリを捕まえていました。
午後からは、指導して下さったN先生が博物館全体の整理を担当されていたので、博物館のねじの整理のお手伝いをさせて頂きました。たくさんの箱に入ったねじを、長さ別に分類しました。箱に入っておらす、サイズがわからないねじも、一つ一つ長さを測って同じサイズのものを探して整理しました。初めはねじのサイズの見方もよくわかっていない状態でしたが、サイズの見方やねじの測り方を教えて頂き、5人で協力し合いながら作業を進めることができました。私たちがお手伝いしたのは、ねじを長さの順に分類するところまででしたが、さらに細かく分類する必要があるそうです。
今回の実習では普及教育活動の他に、学芸員の裏方の仕事のお手伝いもさせて頂き、学芸員の業務の多さと幅広さを少し知ることができました。
(2班 D大学 R.I)