ムシ苦手からムシ好きに?

こんにちは、2班のF.Rです。
10月26日(土)の実習では図書の整理、標本(ムシ)の作成及び点数把握を行いました。
図書の整理ではどの本も貴重なものなので慎重に扱いました。本の中には大阪市立自然史博物館が建てられた時よりも昔の本があって、本という記録媒体はずっと残り続けるのだなと感慨深かったです。整理作業は終わったのですが、まだ氷山の一角だそうで、これを全て整理するにはどれくらいの時間がかかるのだろうと、この作業の大変さ触れました。
また、標本の点数把握では、寄贈された標本を「目」に分類し、何点あるかを記録しました。ナナフシ目や直翅目等、様々な標本に出会いました、もちろんゴキ◯リもです。実はムシはあまり得意じゃないのですが、記録しているときにじっと見てしまう自分に気づきました。もしかすると、これはムシに目覚めてしまったのではないでしょうか、、。
標本の作成ではカメムシやオケラ等を扱いました。うまく足を広げて、よく展示されているような形にしようとしました。ただ、中々想像通りにすることができず、学芸員さんや研究されている方々はすごいなと実感しました。標本作成していると、このムシはこんな翅を持っているんだとか、髭みたいなのはなんなんだろうと、興味が湧いてきました。やはり、ムシの苦手意識は徐々に消えていきました。博物園実習のおかげです!
本実習では学芸員さんの日頃見ることはない、裏側の仕事を体験し、大変さを実感することができ、ムシの苦手意識がなくなった1日でした。時間ができたら、ゆっくりと大阪市立自然史博物館に行きたいと思いました。
(秋期 博物館実習 実習生 高知大学 F.R )

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