博物館実習4日目
オンラインで山国から参加している博物館実習生I.Y.です。
湖が凍るほどの寒さで、大阪に行きたかった…と思っています。
本日の実習は特別展の企画の考案で、実習生各自が特別展の企画を考えて持ち寄って発表しました。結果は…企画を考えるって本当に難しいです。みんなが発表した企画は僕から見るとどれも考えつかない視点で、なるほど!の連続でしたが、学芸員の方々からは多くの問題点を発見、指摘していただきました。
僕の発表はというと、結構頑張って練った企画だったのですが、「全部見覚えがある」とバッサリ切り捨てられてしまいました。終わってからもう一度見てみると、確かに似たような展示にいくつか心当たりがあります。いろいろ考えすぎた結果、型にはまった企画になってしまっていたようです。学生が背伸びして作った企画は客観的にみるとどうしても穴が目立ってしまうのかもしれません。学生らしい自由な企画や意見を求められることは多いですが、頑張って背伸びしたい気持ちもあり、なかなかぶっ飛ぶのも難しいです。
また、総合的に企画のテーマの大きさがとても重要なんだと感じました。博物館の企画は、アリやハチのように絞りすぎるとボリュームが不足する一方、環境など大きなものを対象とするとテーマがぼやけてしまう問題があり、そのバランスが非常に大切であることが分かりました。
反省点も多い一日でしたが、いろいろな企画や、それに対する意見、学芸員の着眼点が肌で感じられる実習で、非常に有意義でした。
明日は昆虫の実習で、越冬昆虫について各自発表します。頑張ります!
オンラインで実習や学会をすると,お互いに仲良くなるイベントが少ないので,質問や議論をどこまでしていいか悩みます.対面なら懇親会とか休憩時間にできて,仲良くなるきっかけになるのですが...加えて少し辛口な質問や議論って遠慮してしまいますよね.ミーティングの後に先ほどは失礼とか言えないのは困りものです.逆に辛口な教授のいる学会はまるでオフサイドのないサッカーゲームのようです.うまくできているミーティングってあるのでしょうか.早く収束して実際にいろいろな人と会えることを願うばかりです.