2021年度 11/12 博物館実習について
岡山理科大学 H.Sです。
今日はチョウやガの標本を用い、標本の大切さや様々なチョウについて学びました。
チョウとガの分類やチョウの分類を行った時は見分け方を教わりながらでしたが類似している点が多く図鑑をみながら、解説を聞きながらではあったものの凄く難しいものだと感じました。しかし、標本を保存する際の同定の必要性を同時に理解することが出来ました。
また、様々なチョウの標本を見せていただきながらそのチョウの特徴について学びました。チョウの特徴を知ることでその当時の植生や環境を理解すること出来ます。現在は絶滅してしまいその地域に分布していなくても採集された記録があるということはその当時はチョウが生息できる環境であったことを示します。
これは、標本が当時を知る手がかりとなることを示します。私は標本はただ単にその種について残すためのものだけだと思っていましたが、資料ともなることを知り驚きました。
博物館における標本の保存や管理の必要性を学び、学芸員の方から様々な話を聞けてとても楽しい実習でした。