2021年度 博物館実習 11/13

こんにちは。M大学のS.Aです。
本日は昆虫研究室のSさんと収蔵庫に収められている書物の整理を行いました。収蔵庫に収められている書物は、一般の人も学芸員もほとんど使用しない専門書や、年代の古いもの、海外の資料などです。それらを棚から一度取り出し、分類しました。そして、巻数の順番に並べていきました。
一見すると地味な作業に思いますが、とても価値のある経験ができたと私は感じています。
その理由は、二つあります。一つ目は、整理した資料は海外のものが多く、様々な国のものだったので、改めて研究の奥行きの広さを感じられたからです。あらゆる国で調査された昆虫のデータはとても貴重なものなので、その資料にふれることは価値があったと思います。
また、古い資料は、1980年頃から始まり、毎年2冊から4冊ずつ出版されていました。そのため、年が経過するにつれて、表紙の素材やデザイン、出版元など、ところどころに変化がみられる点はとても興味深く感じました。この移り変わりが見られたことも良かったです。
本日は他にも、ラベル付けの作業も少しさせていただきました。しかし、海外の書物なので、まずタイトルがどれなのか悩むものもあり、かなり苦戦しました。そんな私に対して、学芸員やお手伝いの方はサクッとラベルを書かれていたので、知識の差を思い知りました。私ももっと勉強して、知識を増やしていきたいと思いました。

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