2022年度冬期博物館実習3日目(2023年1月9日)
こんにちは。京都橘大学のR.Iです。
実習3日目の今日は、「はくぶつかん・たんけん隊」の補助スタッフとして、たんけん隊と共に、ツアーへ行きました。
午前は、保護者の方向けの、ツアーに同行しました。どの方も、興味津々で収蔵庫の見学をしており、積極的に質問もされている姿が印象的でした。私が見た印象から、液浸収蔵庫が一番、反応が良かったのではと思います。液浸収蔵庫には、ビンに入った爬虫類などの標本が多くあり、一般、特別、液浸の中で、一番インパクトのある所だと思います。皆さん、家に帰ってから別でツアーに行っていた子供たちと、どこが楽しかったかなど、思い出話がたくさんできるのではと思います。
午後からは、主に小学校高学年のグループに同行しました。約2時間という長めのツアーになりますが、どの子も、疲れた様子を見せず、キラキラとした目で見学をしていました。特に印象的だったことが、そろそろ疲れてくる頃だろうと、学芸員の方が、まだ半分ツアーは残っているよと声をかけた際、「え!!まだ見れるの!!」と嬉しそうな反応が返ってきたことでした。また、実習室では動物の毛皮を見せてもらいましたが、子供たちは物怖じせず、触っていいよと言われたものは積極的に触れていき、毛皮の質感を楽しんでいました。毛皮などびっくりしてしまう子もいるのではと思っていましたが、そうではなく、様々なことを吸収しようと、必死な姿を見ることができ、私自身の刺激になりました。
1日を通して、博物館のイベントは堅苦しいイメージがガラリと変わり、子供たちが楽しく、見て触るものだと感じられました。子供たちの探求心は、まだまだ尽きることなく、また博物館に足を運んでもらえるのではと考えられました。