2024年度秋季博物館実習5日目(11月17日)
こんにちは。R大学のTです。実習5日目(11月17日)のブログを担当します。
大阪自然史フェスティバルの2日目は、多くの来場者で賑わい、私自身もその活気を間近で感じながら充実した一日を過ごすことができました。情報センター1Fでの担当業務では、来場者との直接的なコミュニケーションを通じて、フェスティバルの会場案内や各イベントの受付誘導を行う役割を担いました。パンフレットを手渡すだけでなく、来場者からの質問に応えたり、目的の展示やイベントへの道案内だけでなく、トイレや自販機、授乳室への案内などと、常に臨機応変な対応が求められました。
特に小さなお子さんを連れた家族から「このイベントは子ども向けですか?」「何時頃に集合したらいいですか?」と尋ねられた際には、自分が分からないことを推測で対応するのではなく、すぐに詳しい人に頼ることを心がけました。このような対応を通じて、自分の対応が来場者の楽しい時間に貢献できたと感じる瞬間が何度もありました。
このような、事前に準備した内容だけでは対応しきれない場面もあり、学芸員やアルバイトの方と連携しながら解決する経験は、実習生としての学びを深める貴重な機会となりました。来場者との会話を通じて、自然史に興味を持つ人々の幅広い視点に触れられたことは、自分自身の知識や視野を広げるきっかけにもなりました。
自然史フェスティバルでの経験は、単なる実習以上に、博物館が地域社会や訪問者に果たす役割を具体的に感じる機会となりました。次回は、この経験を通じて得た学びや気づきについて、さらに詳しく振り返りたいと思います。