博物館実習2日目

 今日は、午前は外部の展示回収と、午後は文献の整理を行いました。
 大阪市立自然史博物館では特別展紹介のため、市立図書館に小規模の展示コーナーを設けてもらい、そこに標本やパネルなどを展示させてもらっています。博物館では先日まで「のぞいてみよう ハチの世界」という特別展を行っており、今回は本物のハチの巣や、ミツバチなどの標本を展示させてもらっていました。
 この外部展示には特別展の宣伝という目的がありますが、博物館の存在自体をアピールするという役割もあるそうです。図書館と博物館では、残念ながら一般的に図書館のほうが知名度や親しみやすさがあるように感じられる部分があります(入場料の有無などがその要因の一つだと思います)。そこで図書館に展示することで、多くの人に展示を見てもらう機会を作ることになり、博物館のことをより多くの人に知ってもらえるようになるのではないかと思いました。
 ただ、撤収作業自体は5分も掛からないのにもかかわらず、午前中はそれくらいしかできませんでした。移動時間がかなりかかることがわかり、なかなか難しいなと感じました。
 午後はある大学から寄贈された文献の整理に当たりました。
 半世紀以上前の論文集や地質図など、それもあらゆる言語で書かれた書物を相手にするのは、何が書かれているかもわかりにくく、分別に苦労しました。こういった書物の保管も博物館の役割であり、使える状態にしておくことは重要ですが、その手間はなかなかなものでした。
 ところで私は明日の午前中もこの作業をすると聞いたのですが…
 午後は週末の下見に行くので、明日は今日以上に力を入れていきたいです。

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