博物館実習2日目。植物の化石を触らせてもらいました。
1日目は、オリエンテーションとして、自然史博物館の成り立ちについてのお話、館内や収蔵倉庫の見学、そして学芸員の仕事について教えていただきました。
学芸員の仕事は学校の授業などで理解はしていたのですが、イベントの準備の大変さ、収蔵庫のコレクションの数の多さに圧倒されました。収蔵庫には、まだ展示ができていないものや、現在も論文などで騒がれているような代物まであって、とても楽しめました。
2日目は、植物の化石を担当されている学芸員さんに、化石資料について詳しく教えていただきました。
植物の化石は、植物化石、鉱化化石、印象化石、圧縮化石とあり、さらに、化石の生成された年代や植物の種類でも分類分けをするので、膨大な収蔵量がありました。これらの集められた多くの貴重な化石は、やがて論文などで、過去に存在していた植物と同一、あるいは異なっているといった、正しい真実を証明するものになると感じられました。
この2日目に体験した活動は、倉庫の整理や化石のラベリングといった単純な作業でしたが、作業はとても大変で、やりがいがありました。そして、綺麗な化石を見ているだけで和やかな気分になります。
明日は、博物館についてまた勉強させていただくのと、奈良の橿原神宮の下見に行ってきます。とても楽しみです。