2015年8月23日 博物館実習最終日 5班
博物館実習が最終日だったこの日は、標本同定会という年に1度のイベントのお手伝いを行ないました。
そのイベントの中で実習生が受付と案内を担当しました。
内容としては、収集し同定してもらう標本を持参した来館者の方に受付で氏名・住所・持参した標本名を記入していただき、案内担当がその分野の部屋まで案内するというものでした。
大人もいる中でやはり夏休みという時期だったので子供の自由研究で来られる方も多くいました。
私は、来館者の収集の量にとても驚きました。なかには1年かけて収集した標本を持ってくる方やドイツ箱に昆虫標本して持ってくる子供もいました。また、来館者が大阪や京都の他に名古屋や富山県など遠い場所から来ていたことにも驚きました。
各部屋では、専門学芸員や専門家が様々な図鑑や専門書を持参して調べたり、顕微鏡や虫眼鏡を使用して名前の解読を行っているという、とても貴重な現場を見せていただきました。
そして、その中でも専門学芸員・専門家・来館者が楽しく、熱中して語り合っていたこと、大変珍しい標本を
見つけてとても興奮している姿が印象に残りました。
また、ミュージアムサービスセンターでは、達人による標本トークショーを開催していました。
トークをしてくださったのは「昆虫・コケ・きのこ・岩石」のそれぞれの達人で、多くの写真、PowerPointを使用していてとても分かりやすい説明でした。
今回、あっという間の5日間の博物館実習でした。
最初は不安もありましたが何事もなく実習を終れたことは、本当によかったです。
これは、熱心なご指導をしていただいた学芸員の方々、一緒に支えあった実習生のみなさんのおかげです。
この5日間でたくさんの貴重な実習をさせていただくとともに普段では聞けないようなお話をたくさん聞くことができました。
そして、この実習で学んだことを一生忘れず、次のステップに繋げていけるようにしたいです。
今回の実習でお世話になりました学芸員の方々、ありがとうございました。
最後に、この度一緒に実習を行った実習生のみなさん、お世話になりました学芸員の方々の今後のご活躍をお祈りしています。