講演録

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2010年12月15日 19:00-20:30 おおさかふみんネット

タイトル:「市街地で繁殖する鳥」
場所:大阪市立総合生涯学習センター
聴衆:22名
経過と準備:
演芸系2題、自然史系2題という意味不明の講座らしい。意味がわからないが、おつきあいだし、断る理由もないので引き受ける。
講演内容:持ちネタなので、以前話したのを、20分ほどで手直し。レジュメを作れと言われたので、30分ほどで作成。お手軽だなぁ。内容は基本的に5月のと同じ。
反省:ちゃんと1時間半で終わった。それは評価されよう。聴衆の反応はいまひとつ手応えなし。悪くはなさそうではあるんだけど…。


2010年6月2日 10:10-11:40 大阪自然環境保全協会 第8期 自然環境市民大学

タイトル:「市街地で繁殖する鳥」
場所:大阪市立自然史博物館 実習室 + 長居植物園
聴衆:27名
経過と準備:
年中行事。同じネタなので、準備はパワポの日付けを変えるくらい。
講演内容:午前中は室内で講義1時間半。大阪市内の都市公園で繁殖する鳥について、種数、巣場所、巣材、巣の形、広い公園に多いこと、ここ数十年での変遷について解説。それから、都市公園で繁殖する鳥の調べ方について説明。
反省:話は例年並み。植物園に行ってみると、昨年もそうだったが、ムクドリの親子連れを見なくなった気がする。ハシブトガラスはおおむね巣立ってしまっていた。で、カラスの古巣を見て、コゲラの古巣を探した。


2010年5月8日 15:30-16:50 バードウィーク&5本の樹フェスティバル2010 セミナー

タイトル:「大阪市内の緑地で繁殖する鳥」
場所:梅田スカイビル タワーウエスト36階 スペース36
聴衆:約20名
経過と準備:
4月1日に依頼のメール。はっきりいって他のイベントでの協賛してもらえないかなぁ、という横しまな思惑のもと、引き受ける。持ちネタなので、準備は簡単。数年前にわずかな観客を相手に話した内容の焼き直し。前日に2時間ほどで準備完了。
講演内容:自己紹介と前置きの後、大阪市内や大阪府内の公園で調べた繁殖鳥調査の結果紹介。それから泉大津のハヤブサの繁殖の紹介。最後にカラスの巣場所・巣材調査の結果の紹介。おまけで大阪市内のタヌキの紹介。
反省:時間ちょっと余った。珍しい。笑いはとれなかったが、質疑はけっこうあったので、興味は持ってもらえたのかもしれない。ただ、聴衆の約半分は主催者に近い内輪の人間であった。聴衆数だけなら、その前の有名な先生より多かったのだが…。


2010年4月17日 15:00-16:30 大阪市立自然史博物館 自然史オープンセミナー

タイトル:「淀川水系の水鳥・カメ・カエル」
場所:大阪市立自然史博物館 集会室
聴衆:37名
経過と準備:
2週間前にカエルの分布図はだいたい作った。というわけで、カメと水鳥の分布図を作成。これに丸1日半くらいかかった。あとはその前後に、構成を考えて、2週間前をベースに組み上げた。所要時間は、地図作成に18時間、その他に5時間ってとこだろうか。
講演内容:プロジェクトYと特別展の宣伝、そして淀川シリーズの紹介。あとは水鳥、カメ、カエルの分布図をひたすら見せる。分布域の拡大・縮小についてコメントする。その変化の原因は知らないと言い放つ。以下そのくり返し。
反省:時間はばっちり。いつも分布図見せてるだけだなぁ、と反省。笑いもあまり取れなかった。


2010年4月13日 15:10-16:00 プロジェクトY「ラストスパート発表会」

タイトル:「カワガラス調査継続中、ラストはツバメ類」「カエル調査のラストスパート!」「淀川水系におけるヌートリアの分布の変遷」
場所:大阪市立自然史博物館 集会室
聴衆:約30名
経過と準備:
カワガラスの分布図を作成。ヌートリアの分布図は追加情報を付け加えてヴァージョンアップ。そして、とにかくカエルの分布図を作りまくることにした。ヒキガエル分布図はだいたいできていたので、あとはアカガエル2種とアオガエル3種(他のカエル類は挫折)。最後にちょちょっと分布図をパワポにまとめただけ。3日間の間に30時間ほど働いて完成といったところ。
講演内容:プロジェクトYと特別展の宣伝、そして淀川シリーズの紹介。あとは水鳥、カメ、カエルの分布図をひたすら見せる。分布域の拡大・縮小についてコメントする。その変化の原因は知らないと言い放つ。以下そのくり返し。
反省:15分かける3班の持ち時間45分のはずが、50分話してしまった。1班だけなのに40分から話した人もいたからいいか…。ちなみに2週間後に似たような話をするので、今回はカメと水鳥は出し惜しみしましたと言ったけど、単に準備が間に合わなかっただけだった。


2010年4月1日 10:20-12:10 大阪いずみ生協

タイトル:「長居植物園の鳥で生物多様性を考える」
場所:長居植物園
聴衆:30名
経過と準備:
鳥を見せながら話をするだけ。
講演内容:生物多様性は遠い熱帯林やサンゴ礁の話ではなく、街の中にも多様な生物が暮らしていることを知って欲しい。と前振りして、まずは池の水鳥を観察。ついでにコイやアカミミガメも観察。外来生物問題や給餌の問題も話した。サクラの花に来ているヒヨドリで、ヒヨドリの食性の話、下に落ちている花でスズメの話。タヌキのため糞を見せて、オオタカがドバトを食べた跡を見せて、コゲラの巣穴を見せた。営巣中のカラスの巣を見せて、カラスとの付き合い方の説明。最後に再び池に出て、カワウの話。その途中で、アオダイショウが出現。一番盛り上がったかも。
反省:なぜか初対面の子ども達に大人気。最後は子どもだけを引き連れていた。何人かのお母さんは話を聞いてくれていた様子ではある。


2010年2月20日 15:00-16:35 大阪市立自然史博物館 自然史オープンセミナー

タイトル:「鳥類・哺乳類・両生爬虫類の外来生物問題」
場所:大阪市立自然史博物館 集会室
聴衆:49名
経過と準備:
準備の時間がとれず、ぼんやり構成を考えてた以外は、前日に準備した。結局12時間くらいかかった。
講演内容:まず移入種・外来種・外来生物の言葉について。そして、外来生物法の紹介と問題点の指摘。その上で、両生類、爬虫類、哺乳類、鳥類の順で、大阪の外来生物の現状を紹介。外来生物との付き合い方についてのコメントをして、というところでコンピュータがハング。最後はレジュメと記憶を頼りに、外来生物問題についてコメントして、情報募集をして終わった。
反省:やはり時間をオーバーしたのが問題。90分の講演(質疑込み)にスライド53枚は多過ぎた。おかげで質問が少なくというか、ゆっくり答えられないというか、みなさん遠慮して質問しなかったようす。鳥類・哺乳類に両生爬虫類というのは盛り沢山すぎた。


2010年1月19日 10:10-11:40 シニア自然大学

タイトル:「冬の果実と鳥の関係」
場所:大阪市立自然史博物館 実習室
聴衆:43名
経過と準備:
1月恒例の年中行事。毎年話している持ちネタなので準備は事実上なし。またしてもパワポのタイトルを変えてただけ。
講演内容:果実と鳥の関係を教科書的に話した後、長居植物園での研究結果を紹介。おもにはヒヨドリの個体数の季節変化と、果実が食べ尽くされるタイミングについて。
反省:例年並みで、それなりに好評。質問にもハキハキと答えられた気がする。


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