やさしい自然かんさつ会「春の草花」

2025年4月13日(日)にやさしい自然かんさつ会「春の草花」を実施しました!と言いたかったのですが、残念ながら雨天中止となりました。一昨年度までは「レンゲ畑のいきもの」として実施していた行事、淀川の河川敷で「春の草花」を観察する行事としてリニューアルした第一回目でした。中止となったのはたいへん残念でしたので、下見で見られた植物を紹介したいと思います。

遠目に見るとただの草っぱらですが、しゃがんでよく観察してみるといろいろな花が咲いています。

ヒメオドリコソウ(シソ科)。桃色の花で葉も赤くなってよく目立つので見つけやすい。

ホトケノザ(シソ科)。ヒメオドリコソウによく似ているけど、花の飛び出し具合や葉の形が違う。

オオイヌノフグリ(オオバコ科)。春になるとあちこちで見られる、青色の花がきれいな植物。

草地一面に咲くオオイヌノフグリ。青いじゅうたん、とてもきれい。

ムラサキサギゴケ(サギゴケ科)。薄紫の花によく見ると橙色の点々。形も面白いので観察すると楽しい植物。

トゲミノキツネノボタン(キンポウゲ科)。ピカピカの黄色い花はとても目立つ。

キュウリグサ(ムラサキ科)。水色の花でよく見ると中央が黄色くてたいへん可愛らしい。担当者一押しの春の花。

いろんな色、形の花がみなさんをお出迎えしてくれる予定でしたが・・・。来年度は良い天気の中、「春の草花」を楽しく観察できることを祈っています。