淀川水系には様々な水辺の植物が生育しています。しかし、下流部では残念なことに外来種の大繁茂も目立ちます。植物班では、在来の水生植物、そして海外から持ち込まれた外来水草を対象に分布調査を進めています。
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5月〜7月にかけて、本州以南の川辺には可憐な白い花をつけたカワヂシャ(ゴマノハグサ科)が生えています。
しかし、1990年代以降、外来種のオオカワヂシャが侵入し、すっかり日本の川や湿地でおなじみの植物になってしまいました。
このオオカワヂシャの侵入の大きな問題の一つにカワヂシャと雑種をつくることが挙げられます。
この雑種はホナガカワヂシャと呼ばれ、1994年から近畿地方で確認されるようになりました。