2023年度冬季博物館実習3日目(2024/1/8)

こんにちは。京都外国語大学のA.S.と申します。2023年度冬季博物館3日目(2024年1月8日 月曜日)の内容を記録します。

私が、3日目にした実習内容は、「博物館たんけい隊」のスタッフとして、子どもたちが楽しんで見学できるように子どもたちは平等に展示物を見れるように声をかけたり、触ってはいけない展示物を触らせないように目を配ったりなどをするといった内容でした。

内容は、仕事の内容は午前と午後で変化し、午前は子ども達の保護者(未就学児も)と一緒に午後は低学年と一緒に探検をしました。

午前中の私の仕事は、ドアの開閉と後ろの人が列からはみ出していないかの確認がほとんどでそれ以外は保護者の方と一緒に学芸員の話を聞いて、資料の写真を撮ったりしていました。保護者コースは子ども達よりもスピーディに行われるのでとても早く感じました。メモを取るひまもなく、とても興味深い話がたくさん出てきたのにメモがちょっとだけだったで早くメモが取れるようになりたいと思いました。未就学児童も2人いて、1人は楽しそうでしたが、もう一人はつまらなさそうだったので、子ども達に興味を持ってもらうのは難しいことなのだと思いました。保護者の方は楽しそうに真剣に話を聞いていたので、楽しんでもらえて良かったなと思いました。

午後はA班(低学年)と一緒に探検しました。探検隊のメンバーは学芸員の先生1人、子ども合計で8人、学生2人、スタッフ3人でした。私は、出発前に子ども達をお手洗いにつれて行ったり、席に案内して子どもたちの準備の手伝いなどをしました。スタッフの人が慣れているみたいだったので自分がいなくても大丈夫かなと一瞬思いましたが、自分に何が出来るか考えて行動していました。

子どもたちを誘導したりするよりも、学芸員さんの説明や子どもたちの話(恐竜の話)を聞いたりする方が多かったです。私自身も色々学べて楽しかったです。しかし、子どもたちの方が博識で恐竜のことなどたくさんを質問されたのですが、わからないものがあって話を流してしまったのもあるので、学芸員になりたいと考えているので、今後はちゃんと質問に答えられるようになり、話を広げられたり、自然に興味が少しでも持てるようにをと考えます。

後、気づいた点が1点あり、それは子どもたち(数人)が資料の写真を撮ることにやっきになっていたので、佐久間先生がミーティングの時におっしゃていた案のように「ホームページから見れます。」と言って帰ってからホームページで写真を見て復習してもらっても良いのではと思いました。学芸員の先生の話を聞いていない時もあったので、写真は「数秒間だけ」「2枚まで」などにしても良いかもしれないと考えました。子どもたちはせっかく来てくれているので、普段見ることが出来ないバックヤード来ているのでしっかり見て、学芸員の先生の話を聞いて欲しいと思いました。

最後に探検中に聞いた面白い話を紹介します。「液浸収蔵庫の瓶は、安全のためにプラスチックの瓶を使っている。」「哺乳類などの動物の皮は特別収蔵庫、内臓は液浸収蔵庫にわけて配架してある。」「絵の方が記録として優れている。絵を描く方がより観察出来て、色々気づくことが出来るから。」「ほうきにも虫の卵などがついている場合があるので資料になる。」「色素の成分がエタノールに溶けやすいから、エタノールにつけると色が抜けてしまう。」などといった、とても参考になる話を聞くことができました。

この実習でとてもためになる経験が出来て良かったです。