標本の名前を調べよう

 8月18日(日)に特別行事「標本の名前を調べよう」を開催しました。参加者の皆さんが採集した動物、昆虫、クモ、植物、きのこ、化石、岩石などの自然史標本の名前を、各分野の専門家が答えます。
毎年開催しているこのイベントは、博物館の学芸員だけでなく、外部からも様々な専門家が集結します。参加者の方は、詳しい観察ポイントの説明を聞いたり、専門家と標本のマニアックな話をしたりするなど、どの会場も和気藹々とした様子でした。

岩石班では、館長が河原の石ころの同定をしていました。参加者が調べてきた石ころの名前の答え合わせをしているところです。

シダ・植物班では、この日来ている講師や学芸員が全員集結して標本を見ていました。毎年このイベントに合わせて標本を持って来られる方もいらっしゃるのだそうです。

植物班の奥にあるエリアでは、菌類班がキノコ標本の名前を調べています。時折、なにやらキノコのマニアックな話で盛り上がりをみせていました。

こちらは昆虫班。参加者も講師もとても真剣な様子です。調べている標本は何という名前だったのでしょう?

最後は貝班の様子。たくさんの貝標本を持参した参加者もおり、講師たちの腕が鳴ります。

 このイベントは毎年開催している大型イベントですので、参加できなかったという方はぜひ来年ご参加ください!また、博物館HPには、皆さんの標本制作や標本の名前調べをお手伝いする特設ページ(https://omnh.jp/hyohon-doteikai/)もありますので、これらもぜひご活用ください。