教員向けプログラム「火山灰 野外編、室内編1」

理科の地学分野に登場する「火山灰」を、火山が近くにない大阪でも採集することができます。
実際に野外に出かけ採集する野外編と、室内で火山灰を顕微鏡観察する室内編1を、5月20日と7月1日に行いました。



野外編では、300万年前から30万年前の間にたまった大阪層群の火山灰層を採集しました。
今年は岸和田市の郊外に出かけ、福田火山灰層とピンク火山灰層を野外で観察し、採集しました。
キシワダワニの発見された場所にも立ち寄りました。


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福田火山灰層


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ピンク火山灰層


室内編1では、野外編で採集したサンプルのなかから、顕微鏡観察できる粗めの粒を洗い出す作業をし、実体顕微鏡で観察しました。
火山ガラスや斜長石、角閃石、シソ輝石などを観察することができました。


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福田火山灰


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ピンク火山灰


粒が細かい火山灰で、観察できる鉱物の種類があまり多くないので、夏休みに行った「室内編2」では、粒が大きめでいろいろな種類の鉱物が入っている火山灰を観察しました。




博物館では教員の方向けの行事を開催しています。
8月17日(金)には「教員のための博物館の日 in 大阪市立自然史博物館」を実施します。
学芸員によるガイドツアー、体験プログラム、講演会など教員向けのさまざまなプログラムを実施し、まずは教員自らが博物館を楽しみ、学習資源としての博物館を知ってもらう1日にします。
詳しくはコチラ

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