ビオトープの日(1月)

1月の「ビオトープの日」は18日(土)に行いました。今月はビオトープのため池のプランクトン観察です。ちいさな池ですが、ここでも様々なプランクトンの観察ができます。
まず、プランクトンネットを使い、バケツですくった池の水を濾してプランクトンを集めます。プランクトンネットの原理自体は単純なので、簡易式であればストッキングなどを使って自分で作ることもできます。今回は市販されているプランクトンネットと、ストッキングと標本ビンで自作したネットを使って採集しました。
その後、実習室に移動してプランクトンを観察します。池のプランクトンはミジンコのように肉眼でなんとか見えるものもありますが、多くは顕微鏡を使わないと見えない大きさです。まず、濾し取られたプランクトンの入った水を1滴とり、スライドガラスの上に垂らし、その上に薄いカバーガラスをかけます。これをプレパラートといいます。その後、プレパラートを顕微鏡に載せて観察します。少し難しい作業でしたが、小学生のお友達でも慣れればできるようになりました。
今回観察できたのはクロステリウム(ミカヅキモ)、オカメミジンコ、鞭毛虫、繊毛虫などでした。昨年1月にも同じ観察をしましたが、その時に比べると少し種類は少なかったようです。継続して観察すれば、年ごとの違いや種数変化の傾向が見えてくるかもしれません。
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今後のイベントはこちらをご覧ください。

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