3月の植物園案内 記録

新型コロナウィルス感染症予防ということで、大阪市立自然史博物館も閉館、行事中止、長居植物園も閉園だったのですが、3月の植物園案内の記録として植物園を巡ってきました。『無観客植物園案内』の記録として書いておきます。早く通常の行事ができるといいのですが。(佐久間)
1. ツバキ (ツバキ科)ツバキは少し盛りを過ぎたあたり。椿の字は日本国内でのみこの植物を指します。ツバキは江戸時代の園芸でも主要な花木です。花の大きさから、八重、白から桃、赤などの花色、絞り、葉の斑入り、などなど様々な品種があります。この3月には長崎県五島市で国際ツバキ会議があるはずだったのですが、こちらも中止になってしまいました。自然史博物館でも『岸川椿蔵書』の展示を準備していたのですが、開館・公開できていません。Youtube で『岸川椿蔵書』の解説をしてみました
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2. ツバキキンカクチャワンタケ (キンカクキン科、子嚢菌)ツバキの樹下の落ち葉に埋もれるように生えるツバキキンカクチャワンタケです。落ち葉に埋もれたツバキの花弁を分解して生えてきます。残念ながら花がらまでたどれませんでしたが、柄の長いこと
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3. オオキバナカタバミ(カタバミ科) 長居公園でじわじわ広がってる感のあるオオキバナカタバミもよく咲いています。植物園外だと3番出口近くのバス停周辺に咲いています。
4. ウメ(バラ科)の花は終わりかけ。雌しべがついた花は枝の一番根元側のみ。
5. ナシ赤星病菌 (サビキン目柄生サビキン科、担子菌類)カイヅカイブキ上のさび病の冬胞子堆。雨などで成長しゼリー状になる。春になって近くのナシの木などバラ科植物が展葉すると胞子が葉の上で成長、ナシ赤星病を起こ。
6. サンシュユは満開。アンズはまだ開いていませんでした。
7. オガタマノキ (モクレン科)どうも鳥たちがついばむようでだいぶ花びらが散っていた。オガタマノキ属はモクレン属のような枝先でなく、枝脇の葉の付け根に咲く。花を覗き込むとたくさんの雄しべと穂のようになった雌しべの束がある。ハクモクレンも満開でした。シキミは開花直前。
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8. マンサクとシナマンサク (マンサク科)葉が残ったままなのがシナマンサク。目に染みるような黄色の糸状の4枚の花弁です。
9. クリスマスローズ (キンポウゲ科)よく咲いているように見えるが、この花ビラのように見えるのは、実は萼。下から覗き込んでみると花が終わって雄しべが全て落ち、ほとんど実になってるものもたくさんある。まだ咲いていて雄しべのついてる花には雄しべの根本にある短い平たいものがある。これが蜜葉(蜜が出る部分)で、これが本来の花びら。
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もう実になりかけた花 と  咲いている花、雄しべの根本に蜜葉が見える。
10. オオカンザクラ、フリソデヤナギが満開
11. 大池は引き続き水を減らしているものの、期待していたハタケゴケなどは見られず。
Twitterで写真付きで見られます・
< a href="https://twitter.com/sakumad2003/status/1236187570872053760">https://twitter.com/sakumad2003/status/1236187570872053760
行事が中止になってご案内できませんが、見かけた不思議なもの、わからないものなどは電話や電子メールなどでお尋ねください。
monitor@mus-nh.city.osaka.jp
通常配布している形式の記録はこちらでPDF形式でダウンロードできます。

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