ジオラボ(7月)「海の砂を見てみよう」
夏休みも迫ってきた7月9日、地学の色々を室内で学ぶジオラボで「海の砂を見てみよう」が行われました。海水浴などで行く海の砂をじっくり眺めてみようという企画です。よく観察してみると「砂」と一言でいってもいろいろな中身からできていることが分かります。
最初に、中条学芸員から砂とはどのようなものなのか説明を受けた後、各テーブルに配られた砂がどこの産地のものかを当てるクイズ形式で行事は進められました。
今回は特に「島の砂」をテーマに、北は新潟県佐渡島から南は沖縄県八重山諸島の砂まで全6種類の砂が用意されました。真っ白の砂から真っ黒の砂まで様々な色をしています。みんな当てることができるかな。
色の違いや粒の大きさだけでなく、触ってみた感触や用意された磁石でひっつくかどうか、ルーペを通してみた粒の形で種類の違いなどを見分け、どこの産地のものか当てていきます。ノーヒントでは難しすぎるので、途中で中条学芸員からヒントも出されましたが、それでも難しい!
最後に解答が発表されました。全体の3割くらいの人が全問正解でした!
全体の説明が終わった後に、顕微鏡でさらに拡大してみると、とてもきれいな砂粒の世界を見ることができました。
夏に海水浴などに行ったときに、足下の砂をじっくり見てみると、違った世界が開けてくるかもしれませんよ。