2000年7月、8月、9月、10月、11月、12月
(1997年下半期、1998年上半期、1998年下半期、1999年上半期、1999年下半期、2000年上半期)
引き続き、そして20世紀最後の標識調査。29日からの3日間で捕獲したのは、キジバト3羽、ヒヨドリ9羽、メジロ7羽の号19羽。不作です。さらに驚いたことに、メジロがよくかかりました。ヒヨドリ狙いで調査してるので、目の粗いかすみ網を使っていて、メジロのような小さな鳥は通り抜けられるはずです。実際、今までにメジロをはじめとして、スズメよりも小さい鳥はほとんど捕れたことがありませんでした。それがこんなに捕れるなんて…。今年はメジロが多いのか。どんくさいメジロが増えたのか。
午後5時頃、網をたたみに行く途中。アブラコウモリが1匹飛んでいました。こんなに寒くても飛ぶんですね。飛び回って何か捕まえてるようすでした。この時期に飛ぶのなら、トラフズクのペリットから骨が出てくるのもうなずけます。
引き続きかすみ網で標識調査。今日捕まえたのは、キジバト2羽、ヒヨドリ2羽、メジロ1羽。不作です。ヒヨドリの糞からはクスノキだけでなく、クロガネモチの種子が出てきました。
網場への行き帰りにオオタカを見ました。水浴びをしていたようで、木の枝にとまって羽づくろいをしていました。15mほどの距離なのに、ぜんぜん警戒していませんでした。たぶんこのオオタカは、先日捕まえた個体です。放してもらったから、人間を怖がらなくなったのか?ともかく、元気そうで何よりでした。
今日になってツグミの群がやってきたようです。20羽程度の群が樹上で動き回り、地上にも何羽か降りていました。また、久々にシロハラの
姿も見ました。昨日はいなかったので、今朝やってきたんだと思います。そういえば心なしか、ヒヨドリの声も増えたようです。1ヶ月ほど予定より遅れましたが、ようやくにぎやかな冬がやってきたような。昨日に引き続きかすみ網で標識調査をしています。捕まえたヒヨドリもメジロも、糞からはクスノキの果実が出てきます。
今日から年内いっぱい、年末恒例の標識調査です。昨日の夕方にかすみ網を張って、大晦日まで張りっぱなし。で、初日の今日はどうだったかというと、ヒヨドリ1羽とメジロ3羽が捕れただけ。寂しいです。
その代わりと言ってはなんですが、大失敗をしてしまいました。館内でメジロ1羽を取り逃がしたんです。メジロは飛び回ったあげく、展示室の方へ。行ってみると、オリエンテーションホールの天井にひっついていました。天井近くの窓を開いて、無事に出ていってくれることを願うこと3時間。さっぱり出ていきません。天井は1m四方位の升目に区切られていて、それぞれの升目が1mほどの深さ(高さ?)があって、そこに天井灯がぶら下がっています。メジロは、天井灯にとまっていて、時々飛び回るものの、升目から出ようとしません。下の方が明るいのに、上へ上へと飛ぶようです。仕方がないので、昆虫研究室から9mもある長ーい捕中網を借りてきて、捕まえました。少し下に行けば簡単に逃げられるのに、やっぱり上にばっかり行きます。とにかく何とか無事にメジロは逃がすことができました。
それにしても、メジロにあんな行動パターンがあったとは知りませんでした。あれなら簡単にメジロを捕まえられます。1辺が1mほどの立方体の箱を用意して、開いている面を下にしてぶら下げて、中に餌を仕掛けます。あとはメジロが入るのを待つだけ。一度入ったメジロは、まず逃げ出しません、とか。ほんとうに捕れるかな??
博物館のジュニア自然史クラブの行事です。暖かくて、というより暑いくらいでした。行事は化石探しということで、一応望遠鏡なども持っていきましたが、ほとんど使わず。あまり鳥の姿もなかったので、鳥の解説はなし。参加者と一緒に化石を探して、楽しく採集してきました。小さい二枚貝と、巻き貝の一部、程度ですが…。
新滝の池と滝の池を見たのですが、新滝の池にコガモが7羽、滝の池にカイツブリが1羽いただけでした。あと新池の上空をカワウが1羽飛んでいました。
確認した鳥:カイツブリ、カワウ、ダイサギ、アオサギ、コガモ、トビ、ケリ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、ウグイス、ヤマガラ、メジロ、ホオジロ、アオジ、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
昨年から始めた山手の果実と果実食性鳥類の調査です。この秋冬は、10月に続いての2回目。今年は、ジョウビタキやアトリが目立ちます。アカゲラとオオタカも見たし、鳥はなかなか楽しめました。
肝心の調査の方はというと、昨年に比べると、ヒヨドリは多いのですが、シロハラとツグミはさっぱりおらず。果実は、昨年よりは早く減っているようです。この調子なら、1月の前半には果実は食べ尽くされるかもしれません。
確認した鳥:コサギ、オオタカ、ドバト、キジバト、アカゲラ、コゲラ、キセキレイ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、ウグイス、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、アオジ、カシラダカ、アトリ、スズメ、ムクドリ、ハシブトガラス
大阪鳥類研究グループの観察会兼調査でした。あいにくの雨でしたが、何人か集まったので、決行。車で移動して、観察して、また車で移動の繰り返し。とーっても寒かったので、車に避難できるのが救いでした。
目的のカモメ類はそれほどおらず。でも、埋立地では、ハイイロチュウヒやツクシガモが見れたし。埋立地の北側の埋め立て前の海域にカモ類の大群(2500羽以上)を見つけたり、とそれなりに収穫がありました。
大津川河口で確認した鳥:ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、アオサギ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オカヨシガモ、オナガガモ、ホシハジロ、ユリカモメ、セグロカモメ、カモメ、ウミネコ、ドバト、キジバト、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、スズメ、ムクドリ
埋立地で確認した鳥:カンムリカイツブリ、カワウ、アオサギ、ツクシガモ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ウミアイサ、トビ、ミサゴ、ハイイロチュウヒ、チョウゲンボウ、セグロカモメ、カモメ、ドバト、ヒバリ、ハクセキレイ、タヒバリ、モズ、メジロ、カワラヒワ、スズメ、ハシボソガラス
貝塚市自然遊学館の行事「近木川河口探鳥会」に借り出されました。例年は2月の終わりですが、その頃は鳥が少ないのでは、ということになり。今シーズンは12月に。結果は、やっぱり鳥は少ないです。でも、それなりに色々出たのでよかったかも。
個人的には、行事の前に連れて行ってもらった埋立地が、なかなかよかったです。チョウゲンボウやノスリが飛んでいました。コミミズクもいそうやし、水たまりさえできれば、シギ・チドリ類も期待できるかもしれません。水たまりができなければ、自然遊学館で作って欲しいものです。
近木川河口で確認した鳥:ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、アオサギ、カルガモ、ヒドリガモ、オカヨシガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、トビ、ユリカモメ、セグロカモメ、カモメ、ウミネコ、ドバト、キジバト、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ジョウビタキ、ツグミ、メジロ、カワラヒワ、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
埋立地で確認した鳥:ミサゴ、ノスリ、チョウゲンボウ、セグロカモメ、ヒバリ、ハクセキレイ、タヒバリ、モズ、カワラヒワ、スズメ、ハシボソガラス
毎月行ってる溜池調査です。なんと、内陸にも関わらず、イソヒヨドリ(雄1羽)を観察しました。場所は、黒姫山古墳の西側の農耕地。地上から飛び出して、木にとまりました。繁殖期に囀っているかどうか、注目です。
アビやウミスズメなど海洋性の鳥が出ていると聞いて、どうしても行きたくなって、急ぎの仕事を放ったらかして行ってしまいました。遠くではあったけど、なんとかアビが見れて、一応行った甲斐がありました。とても寒かったです。
確認した鳥:アビ、ハジロカイツブリ、カンムリカイツブリ、カワウ、アオサギ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オカヨシガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、スズガモ、ホオジロガモ、ウミアイサ、トビ、シロチドリ、ハマシギ、イソシギ、ユリカモメ、セグロカモメ、ウミネコ、ドバト、ハクセキレイ、ヒヨドリ、モズ、イソヒヨドリ、カワラヒワ、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
学校の先生の研修に、講師として行ってきました。先生の先生なので、とっても偉い感じがするけど。内容は、バードウォッチングに毛が生えた程度。しかし、大仙公園には、あまり鳥の姿はなく、冬の小鳥はアトリだけ。履中陵でも、ホシハジロとマガモとオシドリ少々、といった感じで。ミコアイサやヨシガモの姿はなし。バードウォッチングとしてもあまりおもしろくありませんでした。
驚いたのは、大仙公園のカラス。すぐ北の仁徳陵に大きなカラスの集団ねぐらがあるせいか、昼間っから、たくさんのカラスが大仙公園でウロウロしています。で、ドバトに餌を与えている人のすぐ側まで近寄ってきて、餌をもらっているのです。ハシボソガラス約10羽と、少し離れてハシブトガラス1羽が、地上に降りて、餌をまいている小さい子ども(5歳くらい)を取り囲んでいる風景は、少し恐い位でした。まるで、東京のカラスと変わりません。
大仙公園で、確認した鳥:カワウ、コサギ、アオサギ、コガモ、ハシビロガモ、ユリカモメ、ドバト、キジバト、コゲラ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ウグイス、シジュウカラ、メジロ、アトリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
履中陵で、確認した鳥:カワウ、アオサギ、オシドリ、マガモ、カルガモ、ヒドリガモ、ホシハジロ、キセキレイ、ビンズイ、ヒヨドリ、カワラヒワ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
ユリカモメの標識調査をしました。と言っても、行って眺めていただけ。ほとんど何も手伝わず、ボヤーとしてて、ちょっと偉そうにコメントしたりして。なんか楽しかったです。
結局、ユリカモメは7羽捕獲されました。それと、ついでに捕まったドバトが10数羽ほど。ドバトは、網からはずして少し眺めて、そのまま放鳥。ユリカモメは、足環を付けて、計測して、記録写真を撮って、放鳥。みなさん元気に飛んでいきました。
驚いたのは、無双網を2回引っ張って、2回目もユリカモメが捕れたこと。昔に京都の鴨川でやってたときには、2回目を引っ張ろうと、餌をまいても、ユリカモメは寄ってこなかったと記憶してるのですが…。大和川のユリカモメは食い意地が張っているのか?
「大阪の自然」の展示のための調査です。一応すでに原稿は提出してあるのですが、河川敷の鳥は冬の様子を見ておかないと。というわけで行ってきました。結論からすると、カモメ類もカモ類もあんまりいないので、秋までの調査にとくに付け加える必要はなさそうです。もう少ししたら、ホオジロ類はもう少し入るかもしれないのですが…。オオタカが、河川敷を低く(1-2mの高さ)飛びながら獲物を探している様子がよく見れたのを除くと、取り立てて何もいませんでした。
確認した鳥:カイツブリ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、コガモ、ヒドリガモ、オナガガモ、オオタカ、コチドリ、イソシギ、ユリカモメ、ドバト、ヒバリ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、モズ、カワラヒワ、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
毎月行なっている大和川の水鳥の調査に行って来ました。この冬は、大阪鳥類研究グループで大阪湾岸のカモメ類を中心とする水鳥の分布調査もしており、その一環でもあります。勢いで、普段は行かない阪神高速湾岸線のさらに下流の方まで、左岸側の突き当たりまで行って、水鳥を数えました。湾岸線より下流側には、カモメ類やカモ類はあんまりおらず、ひたすらカンムリカイツブリとカワウを数えていました。さらに先っぽを南へグルーっと回った大阪ガスの港の岸壁には、約100羽のカワウの群が休息していました。
それから阪堺大橋あたりではハヤブサが1羽。盛んに飛び回り、カモメたちやドバトを逃げ回らせていました(とくに追いかけてる様子はなかった)。湾岸線のすぐ下流では、ミサゴが2羽、ゆっくりと飛び回っていました。
確認した鳥:カンムリカイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オカヨシガモ、オナガガモ、ハシビロガモ、ホシハジロ、ミサゴ、ハヤブサ、ユリカモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、カモメ、ウミネコ、ドバト、キジバト、ハクセキレイ、セグロセキレイ、タヒバリ、ヒヨドリ、ジョウビタキ、メジロ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
久しぶりに、ってゆうか今年初めて、かすみ網を張って、鳥の標識調査をしました。ほとんど一年間やっていないので、やり方を覚えているかちょっと不安。と思ったけど、何となく覚えているもので、かすみ網を張るのも、鳥を処理するのも、ふつうにできました。
ってゆうか、久しぶりに張った今日は、風はあるし、落ち葉は多いし。とても鳥が捕れるような状況ではありません。お目当てのヒヨドリはさっぱり捕れず、代わりに捕れたのがオオタカ、ヤマシギ、キジバトが各1羽。なんでこんな妙に大物が捕れるんでしょう??
オオタカとヤマシギは以前にも、長居植物園で捕まえたことがあります(そやつらは、オオタカが1996年2月号、ヤマシギが2000年9月号と、いずれもNature
Studyの表紙を飾っています)。が、以前のは博物館のガラスに衝突した所を保護したもの。かすみ網にかかったのは初めてです。
とくにオオタカは、問題でした。というのもまずオオタカの捕獲許可はとっていない…。私の持っている捕獲許可証には、捕獲していいのは「鳥類各種 各500羽。ただし、国内希少野生動植物種を除く。」とあります。オオタカは、種の保存法で指定されている国内希少野生動植物種にあたります。都市公園で、林内に張ったかすみ網(それも2枚だけ)で、まさかオオタカがかかってしまうとは思っても見ませんでした(ふつう思わんよなぁ…)。
網場に近づくと、茶色い大きな鳥がかかっています。オオタカっぽい。オオタカなら捕獲許可がないとは言え、かかってしまったら、とりあえず網からはずさないわけにはいきません。そのするどい爪のついた足でつかまれると、死ぬほど痛いので、触るのもおっかなびっくり。幸い、ほとんど網に絡んでいなかったので、網からはずすのは楽勝でした。で、次は、この鳥が本当にオオタカかどうか。猛禽を手に持つ機会などあまりないので、あんまり近くで見るといまいち自信がありません。とりあえず、計測して、足ゆびの様子、翼や尾の形をチェック。それでようやくオオタカと判明。標識はできないので、記録写真だけ撮って、すぐに放しました。オオタカ君(サイズから言ってたぶん雄)は、元気に飛んでいきました。もう網にかかりませんように。
大阪鳥類研究グループの行事で行ってきました。この冬、分担して大阪湾岸のカモメ類を中心とする海鳥の分布調査をします。その研修です。とにかくユリカモメとカモメ・ウミネコ、セグロカモメ類(オオセグロカモメも込み)で区別できるようになるのが目標。それから、調査の仕方を確認して、分担。
オオセグロカモメやホイグリンカモメ?もいたし、ユリカモメのカラーリングも二つ見つけたし。なかなか充実した研修となりました。ついでに鉄塔には、ハヤブサの姿も。
確認した鳥:カンムリカイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、コガモ、ヒドリガモ、オカヨシガモ、ハシビロガモ、ハヤブサ、シロチドリ、ユリカモメ、ウミネコ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、カモメ、ドバト、キジバト、ハクセキレイ、ヒヨドリ、ジョウビタキ、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
みさき野鳥の会主催の男里川探鳥会に参加してきました。もちろん一般参加者です。大阪鳥類研究グループで、この冬に大阪湾岸のカモメ類の分布調査をするので、その調査&研修をかねて。さらに現在作成中の自然観察地図の調査にもなる。ついでにズグロカモメが来ているそうなので、それを見よう。というわけで、一石三鳥。自分が講師ではないと、気が楽で楽しいです。熱心な解説を聞きもせずにフラフラしてました。主催者からすれば、とてもイヤな参加者。
予定通りズグロカモメが見られたほか、男里川にはイカルチドリがたくさんいました。盛んに飛び回るし、降りると見つからないしで、正確な数はよくわかりませんでしたが。同時に飛んでいた最大数は12羽でした。大阪府下最大の生息地かも!
昼過ぎに男里川で解散した後、阪南市側に二駅分歩いて、カモメ類の分布を見てきました。カモメ類がたくさん集まっていたのは、男里川河口(ユリカモメ390羽、ズグロカモメ3羽、ウミネコ5羽、セグロカモメ3羽、オオセグロカモメ1羽、セグロカモメ類幼鳥2羽)と、鳥取西漁港のすぐ北のテトラポットでできた細長い島(ユリカモメ372羽、ウミネコ85羽、セグロカモメ48羽、オオセグロカモメ6羽、セグロカモメ類幼鳥9羽)でした。
確認した鳥:カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、コガモ、ヒドリガモ、ウミアイサ、ミサゴ、トビ、オオタカ、イカルチドリ、ハマシギ、イソシギ、ユリカモメ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、ウミネコ、ズグロカモメ、ドバト、キジバト、カワセミ、ヒバリ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ビンズイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、セッカ、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
ジュニア自然史クラブの行事で里山を歩いてきました。短いコースで、あまり見るものもなかったので、あっという間にコースを歩いてしまい、午後1時半には解散になりました。あっけない。むしろ初夏に来た方がおもしろい場所だと思います。個人的にはツチハンミョウを捕まえれたので、よかったです。
確認した鳥:カイツブリ、アオサギ、カルガモ、キジバト、コゲラ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、ウグイス、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カシラダカ、アオジ、カワラヒワ、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
確認した両生爬虫類:クサガメ、カナヘビ、イモリ、タゴガエル(新鮮な死体)、ヌマガエル、ウシガエル、アマガエル
哺乳類関係:ヒミズ(礫死体)
天気がよかったので、人手が多く、あんまり鳥はいなかった。日没後までねばってムササビを見ようかと思ったけど、寒いので断念。でも、名物のルリセンチコガネは見れた。
確認した鳥:ドバト、キジバト、コゲラ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ウグイス、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カワラヒワ、イカル、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
「地域自然誌シリーズ」の行事に行ってきました。昨日まで大雨、今日も天気予報で雨っぽい。てっきり行事は中止と思ってたのに、”予定通り実施”と聞いてあわてて集合場所へ。やっぱり、みんな雨やと思ったのか、参加者は少なめです。曇りで、時々小雨が降る寒い中を、歩いてきました。
そんな天気なので、鳥はあんまりおらず、爬虫類もさっぱりおらず。担当の中では、イモリとタゴガエル、カジカガエルの説明をしたのと、山頂近くの車道でタヌキの死体を拾ったくらい。あとは、なぜかキノコやミドリババヤスデを説明していました。
確認した鳥:コゲラ、キセキレイ、ヒヨドリ、モズ、カワガラス、ウグイス、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、カケス、ハシブトガラス
確認した両生爬虫類:イモリ(礫死体)、タゴガエル
哺乳類関係:タヌキ(礫死体)
ヤスデ:ミドリババヤスデ(オレンジ型)1個体、アマビコヤスデ7個体
またまた「大阪の自然」の展示のための調査です。両生爬虫類を探しに行ってるのに、もう冬眠に入ったのか、ウシガエルしか見あたらない。代わりに、ジョウビタキ、カシラダカ、アトリといった冬鳥の姿がありました。
高代寺山コースはすぐに終わるので(あんまりおもしろいものもなかったし…)、ときわ台から下止々呂美に抜ける道を歩いてみました。箕面市に入ったとたんに、「水と緑の健康都市」とやらの工事のために、木が伐採され、広い道が取り付けられ、川が大きめの溝に変えられ、ダンプカーが走り回っていました。一部の大きな木には「保存木」のラベルが付いていました。ラベルが付いていない細い木や藪はなくなり、太い木だけが残された”公園”でもできるんでしょう。
確認した鳥:コサギ、アオサギ、キジバト、キセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ジョウビタキ、ウグイス、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カシラダカ、カワラヒワ、アトリ、スズメ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス
確認した両生爬虫類:カナヘビ(礫死体)、イモリ(礫死体)、ウシガエル
哺乳類関係:キツネ(カキの種子の入ったイヌのような太い糞)、シカorイノシシ(通り跡や掘り返し跡が多数)
ヤスデ:ミドリババヤスデ(灰緑型)8個体
また「大阪の自然」の展示のための調査です。雨が降ったりやんだりで、鳥も昆虫もあまり見あたりません。かといって両生爬虫類はいるはずもないし…。というわけで、大部分の時間は河川敷を歩いていただけ。途中で、展示用の河川敷の地層の剥ぎ取りの手伝いをして帰ってきました。剥ぎ取りの手伝いって、ようするに土や石の固まりを運ぶという力仕事。腕がだるいです。
鳥はもう少しして冬鳥がやってきたらもう少しおもしろくなるでしょう。あと、西名阪自動車道の高架下に壊れたツバメ類の巣がありました。一瞬イワツバメかと思って喜んだのですが、よく見ると壊れたコシアカツバメの巣でした。少し残念。
確認した鳥:カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、オナガガモ、ドバト、キジバト、ヒバリ、ツバメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ビンズイ、ヒヨドリ、モズ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
ここには、木が1本あります。夕方になると、この木にスズメが集まってきて、集団ねぐらになります。Nature Studyにスズメの集団ねぐらの記事を書くのに、写真を添えようと撮影に行きました。
スズメは、17時9分から集まりはじめ、17時15分を過ぎる頃には木から盛んにチュンチュンという声が聞こえるようになりました。それから、さらに17時34分までの間に、合計246羽のスズメが集まりました(この日の日の入りは17時15分)。思ったよりも、たくさんです。スズメたちは、ほぼすべて近くの天王寺公園から飛んできていました。
ちょうど横断歩道の上から、集団ねぐらを間近に観察することができます。横断歩道を歩いている人の中にも、けっこうチュンチュンと騒がしい声で、鳥がたくさん集まっているのに気づく人も多いようです。とりあえず、1-2m位の距離から、バシバシと枝にとまっているスズメを撮影してきました。現像ができてきてみると、けっこうスズメがよく写っています。でも、よく見ないとスズメがいることはわからないかも。それにNature
Studyは白黒やし…。
また「大阪の自然」の展示のための調査です。最初から鳥には期待せず、ねらいは両生爬虫類。ついでにムササビの生息確認と、ヤスデの採集。
期待はしなかったけど、鳥ではコマドリの囀りを聞く、という訳の分からない成果がありました。渡りの時期なのでいるのはいいけど、囀るのは珍しいと思います。
ねらいの両生爬虫類では、見事トノサマガエルをGET。ムササビは、出灰のスサノオ神社でも、中畑の大神宮社でも確認できなかったけど、ババヤスデはスサノオ神社で採集。さらに途中で道に散乱するシカの骨を発見。見つかる限り拾い集めてきました。だいたい大きい骨は一通りあるのに、頭骨だけがない…。残念。シカの骨の下には、ヤスデの一種と、エンマコガネとハネカクシ。これもついでに採集。収穫は多かったけど、地面ばかり見ていた気がする。とても鳥が専門とは思えないようになってきた…。
確認した鳥:トビ、キジバト、コゲラ、キセキレイ、セグロセキレイ、ビンズイ、ヒヨドリ、モズ、コマドリ、ウグイス、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カケス、ハシブトガラス
確認した両生爬虫類:ヤマカガシ、マムシ、トノサマガエル、カジカガエル
哺乳類関係:シカ(白骨化した骨)
ヤスデ:アマビコヤスデ10個体、チビクビオビヤスデ12個体
「大阪の自然」の展示のための調査です。朝から少し寒いな。とは思ってたけど、尾根筋に登ったら、風は強いし、ガスってるし。息は白いし、手はかじかむし。とても調査をしようってな天気ではありません。それどころか薄着だったので、間違いなく風邪をひく(と思ったけど、ひかなかった)。
鳥では、加賀田川でカワガラスを見たくらい。爬虫類ではマムシを捕まえました。あと何と言っても、岩湧寺のムササビの生息を確認しました。ってゆうか、もともとここに生息することは知られていたので、フィールドサイン探しの練習です。新鮮な糞に、幹についた爪痕、そして巣穴らしきものまで見つかりました。
確認した鳥:キジバト、コゲラ、キセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、カワガラス、ウグイス、エナガ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、スズメ、カケス、ハシブトガラス
確認した両生爬虫類:マムシ、ヒキガエル、タゴガエル
哺乳類関係:リス類(マツのエビフライ)、ムササビ(糞、爪痕、巣穴?)、イノシシ?(らしき土を掘り返した跡)
ヤスデ:アマビコヤスデ2個体、キタヤマアオヤスデ4個体
またまた「大阪の自然」の展示のための調査です。鳥はもちろんいない。けど、両生爬虫類や哺乳類は、なかなか充実。とくに注目は、施福寺の参道のスギの大木の下で発見したムササビの糞(たぶん)。直径5mm程度の球状。先日、哺乳類学会で、教わったとおりなので、まず間違いないでしょう。日の入り後、約30分で動き出すそうなので、姿を確認したいところでしたが、帰りのバスがなくなってしまうのであきらめました。誰か、ついでがあれば見てきてください。
確認した鳥:アオサギ、ドバト、キジバト、カワセミ、コゲラ、ツバメ、コシアカツバメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ウグイス、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシブトガラス
確認した両生爬虫類:マムシ、ヒキガエル、タゴガエル
哺乳類関係:リス類(マツのエビフライ)、ムササビ(糞)、ウサギ(糞、同行の学芸員は姿も確認)、テン?(アケビの種子の入った糞)
※ミドリババヤスデの色彩型:灰緑型が1個体
またもや「大阪の自然」の展示のための調査です。鳥はもちろんいない。両生爬虫類もいない。キノコを採って、昆虫を探しただけ。行かなくてもよかった。
確認した鳥:アオサギ、ドバト、キジバト、カワセミ、コゲラ、ツバメ、コシアカツバメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ウグイス、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシブトガラス
確認した両生爬虫類:ヒバカリ(礫死体)、ヌマガエル、トノサマガエル
「大阪の自然」の展示のための調査です。大阪では数少ない棚田が残るいい場所です。でも季節柄、鳥は少ない。仕方がないので、キノコと両生爬虫類をもっぱら探していました。とにかくヘビの姿が多く、シマヘビを4匹、ヤマカガシを4匹、見ました。いずれも今年の春に採集してるので、見逃しました。代わりに大きな雌のクサガメを採集。春にたくさんいたカエル類の数はすっかり少なくなっていました。水田の水がなくなったからでしょうが、どこに行ったんでしょう?
確認した鳥:キジバト、カワセミ、コゲラ、キセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ウグイス、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カワラヒワ、イカル、スズメ、カケス、ハシブトガラス
確認した両生爬虫類:クサガメ、シマヘビ、ヤマカガシ、ツチガエル、トノサマガエル、ウシガエル、アマガエル
哺乳類関係:ウサギ(糞)
またもや行事の下見。ちょうど秋の小鳥類の渡りの中でも、ヒタキの通過の真っ最中。どこにでもヒタキ類が見られます。多いのはコサメビタキと、黄色くないキビタキ。ついでエゾビタキと、少し青いオオルリ。といった感じ。そのほか、キセキレイやヤマガラ、カワセミもいるし。青や黄色の鳥は豊富です。
注目すべきは、長居公園初記録のオオバンがでたこと。と、喜んでいたのですが、参加者はそうでもないようで…。カモやカメ、コイに混じって餌をもらいにすぐ近くまでやってきます。記念に写真を撮っておきました。
確認した鳥:こちら
行事の本番に行って来ました。今にも雨が降りそうな天気。ってゆうか、出発前にも、行事の最中にも、小雨がパラパラ降っては、かろうじて持ちこたえているといった感じ。とてもタカが飛ぶような天気ではなく、鳥は期待しなかったのですが、ツバメ、コシアカツバメ、アマツバメといった類の渡りの途中とおぼしき群がたくさん見られました。遠くて動いているので、多くの参加者は見られなかったと思いますが…。
雨が降りそうな天気なので、両生爬虫類に期待しましたが、とりたてて何も出ず。キノコも少な目。下見の方が楽しかった。とは言うものの、ちょうどアケビにぴったりのシーズンで、たくさん採集できました。大部分の参加者が味見できたと思います。
確認した鳥:ダイサギ、コサギ、アオサギ、コジュケイ、キジバト、アマツバメ、カワセミ、コゲラ、ツバメ、コシアカツバメ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、ハシブトガラス
「大阪の自然」の展示のための調査です。大阪の丘陵は軒並み開発が進み、多少とも自然が残っている場所を探すのが大変です。特に北摂の丘陵の自然は壊滅的で、千里丘陵に見るべき場所がろくにないので、茨木丘陵に行くことになりました。住宅地やグラウンド、大学などが押し寄せていますが、かろうじて残っている丘陵の自然らしい水田と里山風の場所です。とくに茨木川の支流の上流部は、予想外にいい場所でした。
といっても、鳥は、もちろん大したことはありません。一番鳥が多かったのは、帰り道の勝尾寺川でした。勝尾寺川と茨木川の合流部分あたりは、中州が多く、植物もそれなりに生えて、けっこういい感じです。
でも季節柄、キノコはすごく楽しめました。とくにコナカブリベニツルタケは、オレンジできれいなキノコでした。図鑑によると食毒不明とか。でも試す勇気はない…。それからシマヘビを全部で3匹見ましたが、そのうち2匹は黒化型。とくに片方は、しまがまったくなくて真っ黒。まさにカラスヘビでした。
確認した鳥:コサギ、アオサギ、コチドリ、ハマシギ、イソシギ、ドバト、キジバト、カワセミ、コゲラ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カワラヒワ、イカル、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
確認した両生爬虫類:ミシシッピーアカミミガメ、シマヘビ、ヤマカガシ、アマガエル、トノサマガエル、ヌマガエル
※ミドリババヤスデの色彩型:4個体すべてが、灰緑型
行事の下見に行って来ました。季節柄、鳥はたいしたことなく、両生爬虫類も目立った収穫はなかったけど、キノコは大豊作でした。ササクレシロオニタケ、ヤグラタケ、カラカサタケなどなど、なかなか楽しめました。夕食の材料に、カバイロツルタケ、ツルタケ、オニタケもGETしたし。
地元の方の話によると、タカの渡りもけっこう見れるそうで。運が良ければ、1日に10数羽とか。大阪でのタカの渡りのメインルートではないので、数は多くありませんが。今日もAccipiter属の一種が飛びましたし。ノスリも飛んでいたそうです。見損なったけど。そうそう見ていないと言えば、ハクセキレイも見かけませんでした。
確認した鳥:コサギ、アオサギ、コジュケイ、キジバト、カワセミ、コゲラ、ツバメ、イワツバメ、キセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ウグイス、エゾビタキ、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カワラヒワ、イカル、スズメ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
確認した両生爬虫類:ニホントカゲ、カナヘビ、シマヘビ、ウシガエル、トノサマガエル、ヌマガエル
4日前に下見をした行事の本番です。季節も場所もいいので、タカの渡りを行事の売りの一つにしたけど、結局タカは飛ばず。アマツバメは飛んでいたんですが。昨日から夜明け前まで雨でしたが、早朝にはあがったし、昼前には晴れ間ものぞき、昼にはかなり青空が広がっていたのに、どうしてタカはとばないのでしょう。まあ山頂には昼過ぎに30分ほどしかいられなかったから、タカが見られる方が運が良すぎるとも言えますが。
というわけで、鳥はさっぱり。もう一つの売りのキノコは、雨が降ってくれたおかげで大量でした。下見の時とはえらい違いです。
確認した鳥:キジバト、コゲラ、アマツバメ、キセキレイ、ヒヨドリ、モズ、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、スズメ、カケス、ハシブトガラス
確認した両生爬虫類:ヤマカガシ(礫死体)、イモリ(礫死体)、小型のサンショウウオの一種
また行事の下見です。渡りの季節、ちょうどタカの渡りのコースにあたっている場所でもあるので、たくさんのタカを期待してました。尾根筋では、空ばかり見ていたのですが、結局サシバが1羽見れただけでした。行事本番では、もう少したくさん飛んで欲しいものです。あと蕎原の集落上空では、ツバメとコシアカツバメが約40羽乱舞していました。これも渡りの途中のようです。
確認した鳥:サシバ、キジバト、コゲラ、ツバメ、コシアカツバメ、キセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、コサメビタキ、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、カケス、ハシボソガラス、ハシブトガラス
二日前に下見をした行事の本番です。鳥は、エゾビタキが出た程度。両生爬虫類では、いつでも見られるヒキガエルとトノサマガエル以外に、ジムグリが捕まりました。哺乳類は、なかなか収穫が多く、
辻子谷を登って、興法寺の少し上のところでゆっくりとニホンリスが観察できました。オニグルミの果実を2個もくわえて、道の上を渡って行ってくれました。観察会参加者の約半数が見たようです。観察会で見られるとはラッキーでした。
ぬかた園地の道端でコウベモグラが捕獲されました。雨が降ったりしたので、でてきたのでしょうか。みんなで観察したあと、放しました。標本にしようかと思ったのですが、容器の中で暴れ回って、すでに怪我をしてたし。連れて帰る頃には傷だらけになりそうだったので…。
下見の時と同様、イノシシが掘り返した跡がたくさんありました。はっきりした足跡もありました。残念ながら本体には出会わず。
確認した鳥:コジュケイ、ドバト、キジバト、コゲラ、キセキレイ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、エゾビタキ、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、スズメ、ハシブトガラス
北海道から帰ってきたと思ったら、行事の下見です。コースは6月の時と同じ。冬鳥には早く、渡り鳥の姿もなく、鳥は退屈でした。収穫は、大きなヒキガエル。6月の時にたくさんいた1cmくらいのヒキガエルは、5cmくらいに成長したようです。あとイノシシの糞や掘り返し後、足跡がたくさんありました。あとはイヌマキとヤマボウシの実が甘くておいしかったくらい。
確認した鳥:コジュケイ、ドバト、キジバト、コゲラ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、スズメ、ハシブトガラス
海鳥を期待して、フェリーに乗りました。明るい内は、ほとんどすべての時間、海が見える場所にいました。でも季節が悪くて、さっぱり海鳥は見られませんでした。沖合いの海上にいたのは、オオミズナギドリとヒレアシシギだけ。オットセイもイルカもいないし…。トビウオがたくさん飛んでいたのが唯一の救いでした。
20日の朝には、仙台港のところで、甲板にシマセンニュウの死体が落ちているのに気付きました。産地は…。宮城県の海上ってところでしょうか。あと名古屋港のフェリー埠頭のところでは、イソヒヨドリが囀っていました。
確認した鳥:オオミズナギドリ、ウの一種(カワウかな?)、ダイサギ、ハヤブサ、ヒレアシシギの一種、ユリカモメ、ウミネコ、セグロカモメ、オオセグロカモメ、アジサシ、ハクセキレイ、イソヒヨドリ、シマセンニュウ
鵡川の河口には大きな干潟があるというので、シギ・チドリ類を見ようと思って行ってみました。ところが。古いガイドマップを手にしていたのですが、牧場にさえぎられて海岸に出られませんでした。残念。牧場を強引につっきったらよかったのか?でもそれやと、ホルスタインの群の中に突っ込むことになるんやけど…。
しかたがないので、牧場まわりや鵡川町内をウロウロしただけでした。ノビタキがたくさんいただけ。
確認した鳥:アオサギ、カルガモ、トビ、セグロカモメ、ドバト、カワセミ、ヒバリ、ツバメ、ハクセキレイ、モズ、ノビタキ、メボソムシクイ、コサメビタキ、カワラヒワ、シメ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
鳥学会大会のエクスカーションで、野鳥の会のサンクチュアリになっているウトナイ湖と、北海道大学苫小牧演習林を案内してもらいました。演習林のバスで運んでもらえるので、とっても楽です。ウトナイ湖ではシマリスが見られました。とてもかわいかったです。鳥の方は、ハシブトガラ以外は、あまり北海道らしい鳥は見られませんでしたが…。
苫小牧演習林では、樹冠部の観察のための大型の鎚型クレーンが設置されていたり、数本の樹を隅から隅まで観察できるように周囲に高さ20m近いやぐらが組まれていたり(まるで巨大なジャングルジム)、林と河川との交流を断つ実験のために1kmにわたって川に覆いがかけられていたり、と大規模な生態学研究のための仕掛けがあって、とても印象的でした。あれだけ平坦な地形に林があれば、研究しやすいよなあ、とうらやましくもありました。
ウトナイ湖で確認した鳥:カイツブリ、ヒドリガモ、カッコウ、ヒヨドリ、ハシブトガラ、シジュウカラ、メジロ、アオジ
苫小牧演習林で確認した鳥:マガモ、アマツバメ、カワセミ、モズ、ハシブトガラ、ゴジュウカラ、カケス
大阪鳥類研究グループの観察会でした。大津川河口にさほどシギ・チドリ類がおらず、埋立地の方に行って、ようやくいろいろ観察できました。近くでゆっくり観察できてよかったです。
大津川河口で確認した鳥:ダイサギ、コサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、ミサゴ、コチドリ、シロチドリ、キアシシギ、イソシギ、ウミネコ、キジバト、ヒバリ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、セッカ、ヒガラ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス
埋立地で確認した鳥:カイツブリ(6羽)、カワウ(1羽)、ダイサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ(18羽)、コガモ(9羽)、バン(1羽)、オオバン(1羽)、コチドリ(6羽)、トウネン(6羽)、ハマシギ(2羽)、ソリハシシギ(1羽)、アオアシシギ(2羽)、キアシシギ(1羽)、イソシギ(1羽)、キジバト、ヒバリ、ツバメ、ハクセキレイ、セッカ、スズメ、ハシボソガラス
午後6時頃。1階の会議室で会議をしていたら、キジバトが窓ガラスに衝突しました。窓際にいた人は、衝突した音で気付いたそうです。みんなが外を見ているので見に行くと、キジバトがポーチに落ちていました。口から大量の血を吐いて、ピクッピクッとしています。とりあえず、まだ生きていますが、すぐに死ぬのは眼に見えています。ともかく拾いに行きました。拾ったときにはすでに事切れていました。衝突したのは、キジバトの幼鳥。巣立ち後、3ヶ月前後って感じの個体。
ポーチのガラスはハーフミラーなので、以前から鳥が衝突していました。今年の初めにポーチに屋根をかけて、奥まった感じになったので、もう鳥は衝突しないだろうと思っていたし、事実ほとんど衝突していなかったのですが、あくまでも衝突する鳥はいるようです。
ジュニア自然史クラブの行事で行ってきました。インテックス大阪でコミケがあったらしく、集合場所のニュートラム「中埠頭」駅は、若い女性で大混雑。2年前の同時期にもそんなことがありました。何となくコミケの方に行きたいのを我慢して、南港野鳥園へ。
とにかく暑かったです。が、シギ・チドリ類は、それなりにたくさんいて、おもしろかったです。ただ、鳥まで距離があるのがここの難点ですが…。気になるのは、オオバンがいなくなってること。近頃はヨシゴイもいないと言うし。ここは数年でいろいろ状況が変わってしまいます。
確認した鳥:カイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、オナガガモ、コチドリ、シロチドリ、トウネン、オバシギ、イソシギ、キアシシギ、ソリハシシギ、オオソリハシシギ、チュウシャクシギ、ウミネコ、セグロカモメ、ドバト、キジバト、ツバメ、ハクセキレイ、ヒヨドリ、セッカ、スズメ、ムクドリ
なぜかツバメの集団ねぐらづいていて、今度は淀川豊里のツバメのねぐらを見に行きました。昼間は暑かったけど、ツバメが集まる夕暮れ時には、風もあって涼しく。カもおらず、快適でした。しかし肝心のツバメの集団ねぐらは、またもや失敗をしてしまいました。
昨年、一昨年と、ツバメは豊里団地の一番東の前辺り、大きな池(わんど?)の上流側に集まって寝ていたので、その前に陣取って待っていました。午後6時45分頃になると、そろそろツバメの群が上空を飛ぶようになってきました。やけに下流の方を飛んでるなあ、と思いつつ遠くのツバメの数を数える。午後6時50分を過ぎると、1000羽以上のツバメが乱舞していましたが、いずれもやけに下流の方で乱舞しています。こっちに飛んでくればいいのに、と思いながら観察。そのまま辺りは暗くなる…。
つまり結局、ツバメは最後まで予定していた目の前にはやってこなかったんですね。どうやら昨年よりも300m以上下流のヨシ原に降りて眠りについてようです。距離があったので、数がさっぱりわからず。2000羽以上は集まっていたけど…。さっさと移動して、ツバメを近くで見に行けばよかったのですが、目の前に集まると最後の最後まで信じていたもので…。とっても間抜けでした。観察会でなくてよかった。
確認した鳥:アオサギ、ウミネコ、ドバト、キジバト、ヒバリ、ツバメ、ヒヨドリ、セッカ、オオヨシキリ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ
大阪鳥類研究グループの行事で行ってきました。電線にとまって眠るツバメの集団ねぐらがあるとの話で、見に行ったのですが、あいにく見事に振られました。しかし、10羽程度の”ねぐらに向かっているとおぼしき”ツバメの群がいくつか見られました。きっと近くに集団ねぐらがあるのは、間違いないんだと思います。
確認した鳥:カイツブリ、ゴイサギ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、トビ、オオタカ、バン、キジバト、カワセミ、ツバメ、コシアカツバメ、ヒヨドリ、モズ、オオヨシキリ、ホオジロ、スズメ、ハシブトガラス
友の会の合宿で行ってきました。季節が悪いので、鳥なんかろくにいませんでした。
・8月11日 千丈ヶ原
確認した鳥:アオサギ、キセキレイ、ヒヨドリ、ウグイス、ヤマガラ、ホオジロ、イカル、カケス
・8月12日 鬼嶽稲荷神社〜大江山〜鳩ヶ峰〜大江山グリーンロッジ
確認した鳥:トビ、ホトトギス、カワセミ、コゲラ、キセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、カワガラス、ウグイス、エナガ、ヒガラ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カケス
・8月12日 大江山グリーンロッジ〜二瀬川渓谷
確認した鳥:コゲラ、ヒヨドリ、ウグイス、オオルリ、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ
毎月行なっている大和川の水鳥の調査に行って来ました。7月分がまたもや8月にずれこみです。河口部の大和川大橋までは、サギ類4種しかおらず極めて順調でした。それが大和川大橋の下流に見渡す限りのウミネコの群がいて、まるで冬のユリカモメのよう。ユリカモメと違って、エサをまくと飛び立つということがないだけましですが、やめて帰りたくなりました。記憶している限りでは、ウミネコの最大羽数新記録!ってゆうか、ユリカモメでもこんなにいたことはなかったような…。
ウミネコの中には、例によって大阪湾で越夏しているユリカモメが混じっていました。驚いたことにセグロカモメの幼鳥も1羽。さすがにカモメは見あたりませんでした。何羽かいても見逃してるかもしれんけど…。
確認した鳥:カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、ユリカモメ(48羽)、セグロカモメ(幼鳥1羽)、ウミネコ(10063羽)、ドバト、キジバト、ツバメ、ハクセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、セッカ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
大阪鳥類研究グループのため池調査です。またもや暑い中を、えんえんと地図を見ながらため池を求めて歩き回りました。結局、めぐった池は2個。富田林市よりは、鳥がいたように思います。でも特筆すべきものは何もなし。
確認した鳥:カイツブリ、アオサギ、バン、ドバト、キジバト、ツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、エナガ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
またもやジュニア自然史クラブの行事です。鳥はどうせいない時期なので、両生爬虫類を採集しようと思って行きました。予想通り鳥はさっぱり。カワガラスすらおらず。河川敷辺りは、アウトドアを楽しむ輩の焼き肉の臭いが立ちこめていました。あれだけの人数が入ると、川の生物への影響も大きそうです。
本来は、土壌動物を探すのが主目的だったので、落ち葉や土をふるって、甲虫なんかを見つけて喜んでいたのですが。なんとタカチホヘビが2匹も採れてしまいました。いるところで探せば、見つかるもんです。もう少し大きければ、よかったんですが…。
ジュニア自然史クラブの行事で、大津池のサギのコロニーと小池のツバメの集団ねぐらを見てきました。大津池では、ゴイサギ、コサギ、アオサギの巣とヒナを見て。巣はないけどカワウ、ダイサギ、アマサギも確認。と予定通りの観察。
それから小池に移動して、ツバメが帰ってくるのを待ちました。前日に泉北野鳥の会が観察会をしていて、ちゃんとツバメは集まったらしいので、今日も大丈夫。と思いつつも、午後7時を過ぎてもツバメがほとんどみられないとあせり始めます。日の入りの午後7時4分になってもツバメはおらず、ときどき上空を数羽が通過するだけ。今日はツバメは集まらないのでは、という思いが頭をよぎります。午後7時10分を過ぎると、ようやく20羽程度のツバメが見られるようになりました。午後7時20分過ぎから、200羽、600羽、1100羽、1600羽、と上空を飛ぶツバメの数が急激に増え始めました。最高時には約2000羽が乱舞し、午後7時30分には次々とヨシにとまり始めました。それでも後から1000羽以上が付け加わり、合計3000-4000羽が集まったと思います。すべてが午後7時35分には、ヨシにとまっていました。
結局、ツバメの乱舞が見られたのは、せいぜい20分程度。迫力はあったけど、ちょっと時間が短かったような気がします。
久しぶりに動物園に行きました。バードゲージの上では野生のアオサギが繁殖していました。ヒナがいる巣が少なくとも4巣ありました。バードゲージの北側の樹では、これまた野生のゴイサギの巣が2巣と、コサギが2巣。
それからアシカの所では、アシカに向かって投げられた餌を横取りすべく、アオサギ約5羽とゴイサギ約9羽が待機していました。投げ損なって手前に落ちた餌も、ゴイサギは平気で拾いに来ます。野生のゴイサギをさわれそうな距離で見れるなんて、なかなか珍しい場所です。アシカにではなく、ゴイサギに手から餌を食べさせようとしてる人もいましたが、これはなかなか成功しないようでした。アオサギの方は、ゴイサギよりは用心深くて、それほど近寄ってきませんでした。
今日もまた大阪鳥類研究グループのため池調査です。暑い中を、今日は博物館から自転車で遠征です。羽曳野市の南部、河原城〜羽曳ヶ丘西〜羽曳ヶ丘〜蔵之内〜尺度〜東阪田とうろつきまわり、アクセス可能な池をおおかたチェックしてきました。目の前に池があるのに、道がなくて近づけない!という場面が多々あって、疲れました。アップダウンも多いし。
ついでに富田林貴志の新池・七廻池のサギのコロニーをチェックしてきました。七廻池にはサギの巣はなく、その北側の新池にアオサギの巣が少なくとも5つありました。池の西側の小高くなった所の一番上の樹のてっぺんです。耳をすませばかすかにヒナの声も聞こえるって感じでした。南旭ヶ丘町の住宅地の北西の角の所からよく見えます。
さらに帰り道、羽曳野市軽里の芦ヶ池をチェック。昨年、ヨシの上で営巣するアオサギが観察された場所なのですが、残念ながら見あたらず。
大阪鳥類研究グループのため池調査です。暑い中を、えんえんと地図を見ながらため池を求めて歩き回りました。結局、めぐった池は30個。鳥はほとんどおらず。
唯一の興味深い観察は、大谷女子大の北側の池にイソシギがいたこと。近くで繁殖してるのかな。
確認した鳥:カイツブリ、コサギ、アマサギ、アオサギ、マガモ、カルガモ、コジュケイ、イソシギ、ドバト、キジバト、カワセミ、コゲラ、ヒバリ、ツバメ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ウグイス、オオヨシキリ、エナガ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
確認した両生爬虫類:ニホンアマガエル、ヌマガエル、クサガメ、ニホントカゲ
今日もまた、暑ーーい中を「大阪の自然」の展示のための調査。もう鳥を観察する季節でもなく、あまり両生爬虫類もおらず。ただただ暑いーと言いながら歩いただけ。大阪狭山市の三都神社、河内長野市の青ヶ原神社と金剛寺。いずれもアオバズクがいてもよさそうな感じ。涼しい夜に歩きたかったなあ。もうアオバズクの季節にも遅いか。
確認した鳥:アオサギ、カルガモ、ケリ、キジバト、コゲラ、ツバメ、キセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、モズ、ウグイス、エナガ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カワラヒワ、ハシボソガラス、ハシブトガラス
確認した両生爬虫類:クサガメ(採集)、ニホントカゲ、アマガエル、トノサマガエル(採集)
大阪鳥類研究グループの観察会に行きました。まずは大阪市内のとある神社へササゴイのコロニーを観察に。ところがせっかく行ったのに、肝心のササゴイがいません。古巣が2-3個あるだけ。地元の方の話によれば、5月頃に何羽か来ていたのだが、木の枝を伐採したので、その後来なくなったとか。ショックです。知ってる限り、ここが大阪府最大のコロニーやったのに。というわけで、大阪府最大のコロニーはどこかに移ってしまったらしく、行方不明です。
仕方がないので、もう一箇所の大阪市内のとある寺のササゴイのコロニーへ。幸いこちらのササゴイのコロニーは健在でした。全部は見えませんでしたが、少なくとも親鳥が座っている巣が2巣と、ヒナが入っている巣が2巣。他に巣立ちしてうろうろしているヒナが2羽はいたようです。ちょうどお寺の方が掃除をしていて、少なくとも60年以上前からこのコロニーは存続してるのだとか。最大で15-20巣が利用されるとか。いろんな話が聞けました。下には、糞がいっぱい落ちていて、食べこぼしの魚も落ちていました。60年以上も追い出しもせず、掃除をしながら、ササゴイとつき合ってこられたことになります。ありがたいことです。それにしてもこのコロニーの存在を知ったのは、1997年のことでした。こんな風に、知らないササゴイのコロニーは他にもたくさんあるのかもしれません。
午後からは、京阪に乗って枚方市へ。天野川にかかる橋にできるというイワツバメのコロニーを観察に。イワツバメは、大阪府では枚方市と高槻市の2ヶ所でしか繁殖していません。時期的には遅いので、イワツバメの姿はないだろうと思ったら、案の定イワツバメはおらず。イワツバメの巣にはスズメが出入りしていました。イワツバメのコロニーとは言っても、古巣は8つだけ。
その後は、淀川沿いを歩いてカンムリカイツブリのヒナでも探そう。と思っていたのですが、あまりにも暑いので断念。すぐに解散となりました。
枚方市で確認した鳥:ササゴイ、コサギ、アオサギ、コチドリ、ケリ、ドバト、ヒバリ、ツバメ、ウグイス、オオヨシキリ、セッカ、ホオジロ、カワラヒワ、スズメ、ムクドリ
今日もまた、「大阪の自然」の展示のための調査。最近はフィールドに行きまくりなので、間が3日もあくと久しぶりのような感じ。
すでに鳥の囀りシーズンは終わりかけ。あまり鳴いていません。もっぱら両生爬虫類の採集に燃えていたんやけど、こちらもいまいちでした。以前、ヤマアカガエルを採集してたので狙ったんですが…。
確認した鳥:キジバト、コゲラ、アオゲラ、ツバメ、キセキレイ、セグロセキレイ、ヒヨドリ、ウグイス、オオルリ、ヤマガラ、シジュウカラ、メジロ、ホオジロ、カワラヒワ、イカル、カケス、ハシブトガラス
確認した両生爬虫類:ニホントカゲ、カナヘビ、アオダイショウ、シマヘビ(採集)、イモリ、アマガエル、タゴガエル、トノサマガエル、カジカガエル(採集)
今日は、普及行事。コースは短くて、登りもほとんどなく。のんびりきりえな棚田を楽しんでくるはずが、とにかく暑かった。
鳥は下見の時と同様、とりたてて何もおらず、何にも説明しなかったけど、ホトトギスやホオジロくらい説明した方がよかったようです。シマヘビとヤマカガシを捕まえて見せて、一応の仕事はした感じ。やはり子供たちには、ヘビは人気があって、みんな触りに来る。
カエルは、トノサマガエルとアマガエルだらけでしたが、1匹だけヒキガエルを捕まえ(たのをもらい)ました。しかし、生駒山に続きアマガエルより小さなヒキガエル。今はヒキガエルが、カエルになるシーズンのようです。
確認した鳥:ホトトギス、コゲラ、ツバメ、コシアカツバメ、ヒヨドリ、ウグイス、ヤマガラ、メジロ、ホオジロ、イカル、スズメ、ハシブトガラス
確認した両生爬虫類:ニホンヒキガエル、ニホンアマガエル、トノサマガエル、イモリ、カナヘビ、ヤマカガシ(採集)、シマヘビ
今日もまた、「大阪の自然」の展示のための調査。といっても、今日の行き先は、天王寺公園。だいたい何が見れるかは知ってるけど、一応行ってきました。ちょうど市立美術館では、フェルメール展が明日までとかで、入館のための長蛇の列が、美術館の周りから、慶沢園を通って、天王寺公園のゲートの方へ。なんでも3時間半待ちとか。きっと倒れる人が出るに違いない。そんな列を横目に、慶沢園と茶臼山の鳥を見てきました。
池では、カルガモが大きなヒナを連れてました。またコゲラ、シジュウカラ、メジロという大阪市内では、比較的少ない繁殖鳥も確認できました。意外と収穫があったと言うべきか。
確認した鳥:コサギ、アオサギ、カルガモ、ドバト、コゲラ、ツバメ、ヒヨドリ、シジュウカラ、メジロ、スズメ、ハシブトガラス