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2014年1月、2月、3月、4月、5月、6月、7月、8月、9月、10月、11月、12月
タイトル:展示見学
場所:大阪市立自然史博物館 展示室
聴衆:51名
経過と準備:大阪市内の博物館が交代で担当する講議。展示室を案内するだけ。準備なし。
講演内容:第5展示室を、時間をかけて案内。生き物の暮らしの展示室なので、標本展示よりも、ゲームなどの仕掛けを使って動きを紹介し、グラフィックで生態や行動の詳しい解説という第5展示室の基本方針を解説。その後、メンテナンスとコストを中心に、子ども達の人気を絡めて、ハンズオンな感じの展示を中心に紹介。
反省:この展示解説も3回目。慣れたけど、緊張するのか汗をかく。話はスムーズだったかと思うけど、もう少しネタをくっておけばよかった。入口辺りで時間をかけ過ぎた。メンテナンスとコストの話をすると最初に宣言し、最後のレポートにもそのキーワードを入れるよう言ったので、それを中心に話を聞いてた感じ。
タイトル:「ツバメの巣さがし:大阪市内の巣、関西の駅の巣」
場所:大阪市立自然史博物館 集会室
聴衆:23名
経過と準備:最初は、部屋を押さえるだけの話かと思ったら、ツバメの話をしろという。まあ成りゆきなので、引き受けた。この2年ほどの間に話したツバメネタを再構成。当日朝の約1時間で準備完了。
講演内容:一人で実施した大阪市内のツバメの巣さがし。の話をする前に、なぜか今のマイブームのイソヒヨドリとムクドリの話をまぜる。で、エピソードを交えて、大阪市内のツバメの巣の区ごとの分布を紹介。ついで、みんなで実施した関西の駅のツバメの巣の調査を紹介。解析結果は口頭で、経過と分布図を中心に。
反省:ほぼ予定通りに終了。そこそこ笑いもとれた。
タイトル:「ネコと見つける都市の自然」
場所:大阪市立自然史博物館 実習室
聴衆:19名
経過と準備:特別展の展示を見に来るから1時間ほど話をして欲しいといわれる。広報をかねて引き受ける。話はオープンセミナーのを2/3にした感じ。準備にかかったのは10分だけ。
講演内容:大阪市内で繁殖する鳥の変遷の話から、タカ類の市街地進出、そしてムクドリ・イソヒヨドリ・ハッカチョウ調査の紹介。スズメやツバメが減る話からの、大阪市内と関西の駅ツバメ調査。ついでに市街地の田んぼのカエル調査の紹介。最後にカラスとの付き合い方を話して終了。
反省:1時間のはずが1時間半以上話てしまった。それでいて、客のリアクションは悪い、というかあまり笑いがとれない。大阪市内のツバメ調査はリアクションよかったけど。質問もあまりなかった。講演の後、展示室の案内をさらに1時間。
タイトル:「カラスから見た都市の自然」
場所:大阪市立自然史博物館 集会室→講堂
聴衆:79名
経過と準備:今日から特別展オープン。その初日のオープンセミナーは、学芸員が担当するのは大変なので、招待講演会にしようともくろんだのだけど、演者の都合がつかず。やむなく担当することになった。すでに3日連続で午前様なのに、気力をふりしぼってもう1日。前日に5時間かけて、準備完了。いわば、この4年間の調査と、今日オープンの特別展の展示がえんえんと準備みたいなものなので、そのネタを集めるだけ。カラスに絡めた話を前後につけた。当日午前も時間があったので、1時間ほど、マイブームのハッカチョウの情報を付け加えた。
講演内容:でだし、特別展がどうしてネコなのかを語り、ネコとカラスの比較からスタート。カラスの巣場所や巣材の話をしてから、なわばり個体と非なわばり個体の行動様式を引用しながら解説。その後、都市で繁殖する鳥の変遷の話を、東京と大阪の比較、大阪の都市公園、タカ類、ムクドリ類・イソヒヨドリと展開。スズメやツバメが減っているか?を紹介した後に、大阪市内のツバメの巣調査から、関西の駅のツバメの巣調査の話。最後に市街地の田んぼのカエル調査にふれた。まとめは再びネコとカラスの比較から、カラスとの付き合い方を提案して終了。
反省:当初案内は、鳥の話だけだったが、石田学芸員の都市緑地の木の成長の話を前に持ってくることに。石田さんは予定通り20分で終わったが、こちらは予定時間を40分も超過した。さらに、さほど人数は集まらないとふんで、集会室で案内し、集会室で始めようとしたが、文字どおり人があふれて、急きょ講堂へ移動。そのため10分ほどのロスがあった。最初から講堂にすべきであった。
タイトル:「都市で暮らす動物たち ツバメ、タヌキ、カエル」
場所:大阪市立中央図書館 5階 中会議室
聴衆:55名
経過と準備:持ちネタで、この数年何度も色んな場所で話しているけど、今回用に全面見直し。といってもベースはすでにあるので、前日に2時間ほど。
講演内容:大阪市内のタヌキの話からはじめて、まずはチョウセンイタチ、アライグマ、ヌートリアと都市の哺乳類の話。つぎに市街地の田んぼのかえるの話。そしていよいよ鳥の話で、大阪市内のツバメの巣調査から、関西の駅のツバメの巣調査。大阪市内の公園で繁殖する鳥を紹介。最後に調査中のハッカチョウやイソヒヨドリの調査を紹介。
反省:随所に、人と動物の付き合い方の話を交え、スライドはなかったが、カラスの巣との付き合い方にもふれた。終わってから話しかけて下さった方は、面白かったと言って下さった。図書館の方からも聴衆の反応がよかったとのコメントをいただいたが、あまり笑いはとれなかった印象。
タイトル:「市街地で繁殖する鳥」
場所:大阪市立自然史博物館 集会室 + 長居植物園
聴衆:28名
経過と準備:年中行事。同じネタなので、準備はパワポの日付けを変えて、今年の追加としてハッカチョウ話題を盛り込んでみる。
講演内容:午前中は室内で講義2時間弱。大阪市内の都市公園で繁殖する鳥について、種数、巣場所、巣材、巣の形、広い公園に多いこと、ここ数十年での変遷について解説。それから、都市公園で繁殖する鳥の調べ方について説明。2012年のツバメ調査の紹介と今年のハッカチョウ情報募集。
反省:妙にリアクション少なめ。あまり笑いは取れなかったし、質問もでなかった。
タイトル:「大阪府レッドリストの改訂」
場所:大阪市立自然史博物館 講堂
聴衆:70名
経過と準備:活動報告会の最初の1時間、自然史博物館の活動報告の3番手に抜てきされた。3月に関西自然保護機構大会で話した内容を再編集。4日前に10分ほどかけて準備完了。
講演内容:今回のレッドリスト改訂前の課題、今回の改訂での新しい取り組み、とくに生物多様性ホットスポットと生態系レッドリストを説明。鳥類・哺乳類・爬虫類・両生類で田んぼにつながりが深いものを軽く紹介。
反省:レッドリストの話をするのは苦手だなぁ、と改めて思った。ストーリー展開もクリアじゃないし、質問にも明確に答えられない。なにより笑いがとれない。これを最後に当分話さなくていいのがありがたい。
タイトル:「都市の野鳥」
場所:大阪市立自然史博物館 集会室
聴衆:60名
経過と準備:大阪自然環境保全協会の講座のOBの会。だったかで、引き受けた。最初は話しだけを頼まれたのだけど、いい季節なので、午前中は植物園で鳥を見て、午後に少しだけ話しをするってことで落ち着いた。2日前に学芸ゼミで話した内容を再編集。当日朝に15分ほどで準備完了。
講演内容:東京の都市鳥ネタをまくらに。大阪市内で繁殖する鳥の変遷。他の人のネタを使って、市街地でのタカの繁殖。スズメやツバメの減少の話に、大阪市内と関西の駅のツバメの巣調査の成果を付け加える。夏の特別展を宣伝して終了。
反省:1時間のはずが、止められないので、1時間半を過ぎて話してしまった…。
タイトル:「大阪の市街地で繁殖する鳥類相の変遷」
場所:大阪市立自然史博物館 集会室
聴衆:約10名
経過と準備:順番に担当が当たる。適当にタイトル決めて、ふと気付くの2年前にほぼ同じタイトルで話していた事に気付いた。まあいいか。その時のパワポに、この2年間の新ネタを付け加えて準備完了。準備は30分ほど
講演内容:東京の都市鳥ネタをまくらに。大阪市内で繁殖する鳥の変遷。大阪鳥類研究グループでの大阪の公園で繁殖する鳥の調査の紹介(この2年でデータが付け加わった!)。他の人のネタを使って、市街地でのタカの繁殖。スズメやツバメの減少の話に、都市の自然調査プロジェクトの成果を付け加える。現在進行中の調査の宣伝をして終わり。
反省:タイトル通り市街地で繁殖する鳥類相の変遷ネタを一通り紹介した感じ。他の分類群と比べると鳥類相は情報が多く、変遷についても語りやすいのかな、という印象を持った。
タイトル:「大阪のカラス・タヌキ及びアライグマなど外来生物の生息状況 野生鳥獣等の生態(及び防除)について」
場所:ヴィアーレ大阪 5階レガート
聴衆:27名
経過と準備:ときどきカラスの苦情への対応についての相談を受ける某市の環境局の方から、勉強会で話をして欲しいと頼まれる。10日前に。いきなりやなぁ、と思ったけど、趣旨からすると断りにくい。そしてなぜか日程も開いてる。というわけで、引き受けた。持ちネタを再編集するだけなので、前日と当日に3時間ほどかけて準備完了。
講演内容:とりあえずカラスの話。手持ちのデータに、東京とかの研究例をまぜて。そして外来生物法からのアライグマなど外来哺乳類の話。最後に大阪市内のタヌキを少し紹介して、夏の特別展を宣伝して終了。
反省:女性が1名、あとはおじさんだらけ。おじさんは笑わない。盛り上がってないのか、楽しんでもらってるのか分からず、やりにくい。とりあえず、質問はいくつか出た。質問はカラスに集中。ってゆうか、45分はカラスをしゃべってたし。
タイトル:「大阪府下の公園で繁殖する鳥の調査(第4回)報告」
場所:大阪市立自然史博物館 集会室
聴衆:28名
経過と準備:過去の大阪府内の公園調査の結果に2013年の結果を追加。前日だけで準備完了。
講演内容:昨年紹介した大阪市内の公園の調査をもう一度紹介した上で、大阪府内の公園の調査結果を紹介。
反省:時間がおしていたので、いっぱい用意した内容ははしょりまくって、駆け足で紹介。
タイトル:「両生類・爬虫類・哺乳類・鳥類における大阪府レッドリストの見直し」「大阪府レッドリスト改訂 水田生態系に着目して 」
場所:大阪市立自然史博物館 ナウマンホール・講堂
聴衆:約80名
経過と準備:年中行事のポスター発表。今年はシンポジウムでも話すことに。前者がポスター。昨年のポスターの鳥類部分を改訂版レッドリストに差し換えただけ。1時間ちょっとで完成。後者は、一から作って、3時間ほどかかった。
講演内容:前者は、哺乳類、爬虫類、両生類は、鳥類のレッドリスト改定案を示した。後者は、今回のレッドリスト改訂前の課題、今回の改訂での新しい取り組み、とくに生物多様性ホットスポットと生態系レッドリストを説明。ここまでで、ほとんど時間がなくなり、最後に軽く、鳥類・哺乳類・爬虫類・両生類で田んぼにつながりが深いものを軽く紹介。と思ったら、水田生態系の話が薄いと、再登壇させられ、もう一度水田生態系への着目の話。
反省:ポスターはおいといて、シンポの方は、しっちゃかめっちゃか。改訂の話と、水田の話がかみあってなくって、どうなることやら。そこで、パネルディスカッション進行役が頑張って、なんとなくまとまった気にさせてくれた。緊急事態では頼りになるなぁ。
タイトル:「大阪市立自然史博物館における市民連携について 大阪市立自然史博物館友の会となにわホネホネ団から考える」
場所:大阪市立自然史博物館 講堂
聴衆:約■名
経過と準備:とにかく市民連携についてしゃべれって、館長からのお達しでやむを得ず。以前、名古屋方面で話した内容を少しはしょっただけ。
講演内容:博物館友の会から、大阪自然史センター設立までの経緯と、活動内容を紹介。その後はもっぱら、なにわホネホネ団の紹介。最後に博物館コミュニティの話。
反省:ホネホネ団の話をすると食いつきがいいわぁ。前で館長が話す予定の内容を先に話すので、ちょっと焦ったけど。
タイトル:「冬の果実と鳥の関係」
場所:大阪市立自然史博物館 集会室
聴衆:約60名
経過と準備:1月恒例の年中行事。毎年話している持ちネタなので準備は事実上なし。ただ、それでは楽しくないので、プロジェクトU鳥班の成果の紹介を付け加えた。
講演内容:果実と鳥の関係を教科書的に話した後、長居植物園での研究結果を紹介。おもにはヒヨドリの個体数の季節変化と、果実が食べ尽くされるタイミングについて。ツバメの調査結果を紹介しつつ、ハッカチョウ・イソヒヨドリ情報を募集したり。
反省:例年になく聴衆が多かった。それなりに受けたかな。