現在も見られる昆虫のうち、多くが科レベルで、この時代にまで遡ることが知られています。北アメリカなどに保存状態のよい産地があることに加え、バルト海沿岸やドミニカで虫の入ったコハクをたくさん産することから(共に時代は漸新世のものが多い)、これらの事実がわかってきました。これらの化石は、触角や毛など、体の細かな構造まで、まるでタイムカプセルのように、たいへんよい状態で保存されています。
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