2023年12月
自然史博物館は自然に対する興味や驚き、関心を伝える場所です。
その中には、展示物から読み取り、学び、知ること、
学芸員や博物館のスタッフを通して見聞きし、学び、知ること、
博物館を訪れた利用者同士で見聞きし、学び、知ること、
などがあります。
いずれの場合も以下のコミュニケーションの原則を守ることが必要だと考えます。
【双方向性の原則】
コミュニケーションは双方が望んで行うものであること
【他者尊重の原則】
意見が違っても敬意と尊重を持って行うものであること
【他者への配慮の原則】
他人に不快感を持たせない、穏やかなものであること
上記の原則は博物館の職員・関係者・ボランティアだけでなく、博物館にやってきたすべての皆様に、「博物館内のコミュニケーションルール」として尊重いただくようお願いします。博物館関連のSNSアカウントとのやり取りやメーリングリストなど博物館周辺コミュニテイにおいても同様です。
このため、以下の点に留意してください
- コミュニケーションは相手が了承している場合に限ります。 他の来館者に対し一方的に話しかける行為はご遠慮ください。
- 特に子供へのコミュニケーションには配慮をお願いします。保護者の意向を尊重してください。
- 意見の違う相手を一方的にけなすこと、悪口を言うことはおやめください。
- 攻撃的な言葉遣いや態度、高圧的な態度をとることはおやめください。
これらのルールを守っていただけない方には、申し訳ありませんがご退館をお願いする場合があります。
大阪市立自然史博物館 館長