企画展示「標本を未来に引き継ぐ〜新収資料展2019〜」を開催します
大阪市立自然史博物館では、2019年4月27日(土)から5月26日(日)まで、企画展示「標本を未来に引き継ぐ〜新収資料展2019〜」を開催します。
自然史博物館では、常設展で展示されているものだけでなく、収蔵庫に170万点を超える標本を収蔵しています。これらの標本は博物館学芸員が収集したものだけでなく、市民からの寄贈や震災などの自然災害や施設の閉鎖により廃棄される可能性のあったものをレスキューすることで加わったものもあります。博物館に収集された標本群は、展示に用いられるだけでなく、研究や教育など様々な目的で使用され、社会の共有財産として未来に引き継ぐことが、博物館の使命のひとつでもあります。今回開催する企画展示では、主に2011年以降に当館で収集された標本を展示し、その標本の意義と博物館での資料収集活動について紹介します。岐阜県熊石洞で採集された哺乳類化石、鳴橋直弘氏(富山大学名誉教授)のバラ科・ユリ科のコレクション、昭和5年に閉館されその後ほとんどの行方が分からなくなっていた舞子介類館の貝類標本、2017年に淡路島に漂着したオキゴンドウの骨格標本などを展示します。
開催概要
■名称
企画展示「標本を未来に引き継ぐ〜新収資料展2019〜」
■主催
大阪市立自然史博物館
■会期
2019年4月27日(土)〜5月26日(日)
※開館時間:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
■休館日
5月7日(火)、5月13日(月)、5月20日(月)
■会場
大阪市立自然史博物館 ネイチャーホール(花と緑と自然の情報センター2階)
〒546-0034 大阪市東住吉区長居公園1-23
TEL:06-6697-6221 FAX:06-6697-6225
HP:https://www.omnh.jp/
地下鉄御堂筋線「長居」駅下車3号出口・東へ800m
JR阪和線「長居」駅下車東出口・東へ1000m
■観覧料
常設展の入館料でご覧になれます。
入館料:大人300円、高大生200円
※中学生以下、障がい者手帳など持参者(介護者1名を含む)、
大阪市内在住の65歳以上の方は無料(要証明)。
30人以上の団体割引あり。
主な展示
岐阜県郡上市熊石洞産哺乳類化石「カズサジカ、ヤベオオツノジカ」
鳴橋直弘コレクション「カイコバイモ」
樟蔭学園旧蔵 舞子介類館標本
クチグロキヌタ
サクラガイ
イソシジミ
大阪湾の「オキゴンドウ」
関連行事
<ギャラリートーク>
展示を担当したさまざまな分野の学芸員が、それぞれのテーマについて展示解説を行います。
日 時:4月27日(土)、5月3日(金・祝)、5月4日(土・祝)、5月11日(土)、
5月18日(土)、5月25日(土) 午後0時30分~1時
集 合:参加希望者は開始5分前までに企画展示会場入口付近に集合してください
対 象:どなたでも参加できます
参 加 費:無料(ただし常設展入館料が必要)
そ の 他:会場混雑時には、やむなく中止となる場合がありますのでご了承ください。テーマや担当学芸員は変更になることがありますので、あらかじめご了承ください。
プレスリリース
チラシ