ミニ展示「和泉層群から41年ぶりに新種記載された異常巻アンモナイト」を開催します

大阪市立自然史博物館では、令和3年4月23日(金)から6月20日(日)まで、ミニ展示「和泉層群から41年ぶりに新種記載された異常巻アンモナイト」を開催します。
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 和泉層群は、四国から大阪の和泉山脈にかけて分布している白亜紀の地層です。アンモナイトなどの海生の生物化石が多く産出することが知られています。このたび北九州市立自然史・歴史博物館と徳島県立博物館の共同研究により、大阪市立自然史博物館を含む3つの博物館に収蔵されている徳島県から採集されたアンモナイト化石が、新種であることが判明しました。これを記念して、この研究に関係する実物化石などを、3館でそれぞれ展示します。
■開催概要 
○名  称:ミニ展示「和泉層群から41年ぶりに新種記載された異常巻アンモナイト」
○会  期:令和3年4月23日(金)〜6月20日(日)
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      【6月19日追記 会期延長】
      令和3年4月23日(金)~7月18日(日)
      ※6月21日(月)は臨時開館

※新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、お住まいの地域のガイドラインに沿ってご来館いただきますようお願いします。最新情報は、当館ホームページ等でご確認ください。
○開館時間:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
○休 館 日 :月曜日(ただし5月3日は開館)、5月6日
○場  所:大阪市立自然史博物館本館1階
○観 覧 料 :常設展入館料(大人300円、高大生200円)
※中学生以下、障がい者手帳など持参者(介護者1名を含む)、
大阪市内在住の65歳以上の方は無料(要証明)。30人以上の団体割引あり。
■展示内容
 今回のミニ展示では、新種として記載されたアンモナイトの化石(Didymoceras morozumii)の実物化石を展示します。また、この種に近縁なアンモナイトである2種類のアンモナイト(Didymoceras awajienseとPravitoceras sigmoidale)に関わる進化史についても解説します。さらにこれら3種のアンモナイトと共生関係にあったと考えられる二枚貝も紹介します。
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