博物館の行事再開のお知らせ

 10月1日に政府による「緊急事態宣言」と「まん延防止等重点措置」の全面的に解除されることに伴い、大阪市立自然史博物館では10月1日以降の対面形式を含めた博物館行事および友の会行事を再開します。
 4月8日(木)に、大阪府より、大阪モデルで非常事態を示す赤信号および「医療非常事態宣言」が発出されたことに伴い、自然史博物館では当面の間の対面での普及教育事業を中止としました。
その後の新型コロナウイルス感染症の継続的な拡大があって、国による「緊急事態宣言」の発出、「まん延防止等重点措置」の指定が約6ヶ月続いていて、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から自然史博物館ではオンライン配信の講演会などを除き、9月30日(木)までの対面での普及教育事業を中止としてきました。
 今回、10月1日をもって「緊急事態宣言」および「まん延防止等重点措置」の指定地域が大阪府を含めて全国的に解除され、同時に大阪府においても大阪モデルでの非常事態(赤信号)が解除され警戒(黄信号)レベルに変更されたことにより、10月1日以降の対面形式を含めた博物館行事および友の会行事を再開することとしました。
今回の「対面行事の中止」は約6ヶ月におよび、観察会等への参加を希望されるみなさまには大変お待たせすることになりました。
10月1日以降に実施予定の行事や申込み方法などは博物館ホームページでご確認ください。
 
 ただし新型コロナウイルス感染症が収束したわけではありません。
大阪府によるモニタリングでも、なんとか非常事態のレベルを下回った段階で、安心できる状況ではないとして、引き続きの感染予防の注意が呼びかけられています。
そのため、引き続き以下の感染リスクを低減する措置を継続します。
・原則として人数制限と申込み制による実施、可能な場合は昼食をはさまないプログラムとして実施する
・検温や健康確認のお願いとマスクの着用
・講演会やシンポジウムなど可能なものはオンライン配信のみよる実施
また今後の感染状況の変化によっては、行事を中止したり、開催方法の変更を行う場合もあります。
【行事への欠席を気にしないでください】
大阪府より府民への呼びかけとして、
○混雑している場所や時間を避けて少人数で行動すること
○都道府県間の移動の際は、感染防止対策を徹底
○感染防止対策を徹底すること。重症化リスクが高い40代・50代は、特に、注意すること
などが示されています。
 少しでも感染リスクが気になる方は行事への参加はより慎重に判断してください。博物館のイベントに当選していた場合でも、リスクを感じる場合にはイベントへの欠席をしていただいても構いません。
博物館はコロナ禍が過ぎた後も行事を行っていきます。どうぞまた状態の良いときにご参加ください。
館長 川端清司