9月15日開催! 国際シンポジウム 「大阪湾岸『いのち輝く』を未来へ ~はじめよう!連携が生み出す豊かな生物多様性~」

自然史博物館では国際自然保護連合日本委員会(IUCN-J)とともに9月15日(月・祝)にシンポジウムを開催します。
自然の損失を食い止め、回復に向かう「ネイチャーポジティブ」の視点は、今後の社会設計において不可欠な原則とされています。開催中の大阪・関西万博では、「いのち輝く未来社会のデザイン」がテーマとして掲げられており、自然との関係を見つめ直す契機となっています。本シンポジウムでは、藻場から湿地まで続く豊かな大阪湾岸の自然環境を再発見するとともに、その保全と回復の方策について議論を深めます。英国王立鳥類保護協会(RSPB)からの専門家を招聘し、行政、企業、市民団体等が一堂に会して、国際的な枠組みの中で大阪湾岸における「ネイチャーポジティブ」な地域づくりに向けた実践と連携を探ります。
【開催概要】
日 時:9月15日(月・祝)13:00~16:30(開場 12時30分)
会 場:大阪市立自然史博物館 講堂 ※ライブ配信・アーカイブ配信を予定
定 員:先着170名 ※申込み不要です。直接、博物館講堂にお越しください。
参加費:無料 (博物館で聴講の場合は、博物館入館料が必要です)
対 象:講堂での聴講・どなたでも参加できます(小学生以下は保護者同伴)
ネット配信 ・インターネットに接続することができる方
共 催:国際自然保護連合⽇本委員会、(公財)⽇本自然保護協会、(公財)⽇本野鳥の会、
(公財)世界自然保護基金(WWF)ジャパン、(公社)⼤阪自然環境保全協会、
⽇本野鳥の会⼤阪支部、⼤阪市立自然史博物館
後 援:⽇本景観⽣態学会、応用⽣態工学会、自然環境復元学会、⽇本緑化工学会、
環境アセスメント学会、関西自然保護機構、⽇本⽣態学会、環境社会学会、
環境科学会
助 成:このイベントは2025年度環境再⽣保全機構地球環境基金の助成を受けています。
助成名「SDGs万博市民アクション」
その他:講演は日本語または逐次通訳ありで開催されます。
担当者:植物研究室 佐久間
【プログラム(予定】*敬称略
13:00〜 開会挨拶 夏原 由博(⼤阪自然環境保全協会会長)
来賓挨拶 マイケル・ブライス(在⼤阪英国総領事)
西村 学(環境省自然環境局 自然環境計画課課長)
13:15〜 基調講演「沿岸域のネイチャーポジティブとは」 道家 哲平(IUCN-J会長)
13:40〜 特別講演「世界の視点で⼤阪湾を考える」(通訳あり)
・「 渡り性水鳥の危機的状況と⼤阪湾岸の重要性(仮訳)」
The critical situation of migratory waterbirds and the importance of Osaka Bay
ニコラ・クロックフォード(RSPB主任役員・シギチドリ研究員)
・「 沿岸⽣息地再⽣に関する国際的な事例研究から⼤阪湾を考える(仮訳)」
The relevance International Case Studies in Coastal Habitat Restoration to Osaka Bay
ジェフ・キュー(RSPB湿地再興アドバイザー)
15:00〜 ディスカッション
「⼤阪湾岸の⽣物多様性を高めるために〜「いのち輝く」を未来へ〜」
ファシリテーター 佐久間 ⼤輔(⼤阪市立自然史博物館)
登壇者(予定)
・行政(調整中)
・積水化学工業株式会社 ESG経営推進部環境経営グループ グループ長 三浦仁美
・⽇本野鳥の会⼤阪支部長 納家 仁
・講演講師:道家 哲平、ニコラ・クロックフォード、ジェフ・キュー
16:25〜 閉会挨拶 葉山 政治(⽇本野鳥の会理事・IUCN-J副会長)
お問合せ:シンポジウム開催事務局:npsympo2025@nature.or.jp
会場について:⼤阪市立自然史博物館(佐久間)06-6697-6221 monitor@omnh.jp



