特別展「学芸員のおしごと −集める・調べる・伝える−」を開催します

「博物館の中の人は、いつも何してるの?」学芸員のおしごとをご紹介

 大阪市立自然史博物館では、令和7年11月1日(土)から令和8年2月1日(日)までの期間、特別展「学芸員のおしごと −集める・調べる・伝える−」を開催します。

 博物館では「学芸員」と呼ばれる人たちが働いています。学芸員は博物館で来館者が見学する展示の企画・作製だけでなく、標本の収集・管理や標本等を用いた研究を行っています。とはいえ、博物館を支えている学芸員が具体的にどのような仕事を行っているのかはあまり知られていません。
 この特別展では、博物館が取り扱う「標本」に着目し、学芸員が標本をどのように収集・管理し、研究を行い、社会に伝えているかを紹介します。展示を通して学芸員のお仕事を知ることで、博物館により興味を持ってもらえることを期待しています。
 また、毎年博物館の本館で開催している「ジュニア自由研究・標本ギャラリー」を同特別展の会場内で同時開催します。

【開催概要】

プレスリリースは こちら

【主な展示】

チョウの仲間の乾燥標本

ケンサキイカの液浸標本

地学標本(アンモナイト化石)

地学標本(岩石・和泉層群の礫岩)

堀勝氏の蔵書

ニタリクジラの頭骨

ハネカクシ科を中心に研究された林靖彦氏の約7万点の甲虫コレクション

昆虫や動物の標本を食べてしまうカツオブシムシの幼虫

ヤチスギランのさく葉標本

アカウミガメの交連骨格標本と
バラバラの標本

触察用地形模型

市民科学による地域自然誌の解明