当館外来研究員の別所孝範氏が「2025年度日本地質学会論文賞」を受賞しました

当館外来研究員の別所孝範氏が筆頭著者として、日本地質学会発行の学術誌「地質学雑誌」に発表した論文が、2025年度日本地質学会論文賞を受賞しました。
9月14日(日)には熊本大学で開催された日本地質学会第132年学術大会において授賞式が行われ、筆頭著者として別所氏に表彰状が授与されました。
授賞式で別所氏は「受賞を知らせるメールを受け取りビックリしました。査読で厳しい意見ももらいましたが、1年半の査読のやりとりを経て頑張った甲斐がありました。」と受賞の喜びを語られました。
【受賞論文情報】
雑誌名:地質学雑誌(日本地質学会が出版している学術雑誌)
論文題名:紀伊半島南部海岸地域の田子含角礫泥岩層「サラシ首層」の時代と成因について
著者:別所孝範(大阪市立自然史博物館)・鈴木博之(元南紀熊野ジオパークセンター)・山本俊哉(和歌山県立田辺高等学校)・檀原 徹((株)京都フィッション・トラック)・岩野英樹((株)京都フィッション・トラック)・平田岳史(東京大学大学院理学系研究科附属地殻化学実験施設)
論文のURL: https://doi.org/10.5575/geosoc.2023.0034
論文の概要と受賞理由は以下となっています。
日本地質学会による論文賞受賞に関するURL:https://geosociety.jp/outline/content0257.html#ronbun01
写真:授賞式で喜びを語る別所氏。


