3月20日より特別展「大恐竜展-知られざる南半球の支配者-」を開催します

 大阪市立自然史博物館では、平成22年3月20日(土)から5月30日(日)まで、
長居公園内の「花と緑と自然の情報センター」 2階ネイチャーホールにおいて、
特別展「大恐竜展-知られざる南半球の支配者-」を開催します。
 今からおよそ1億7000万年前のジュラ紀中期に、地球上で唯一の大陸だった
超大陸「パンゲア」が南北に分裂をはじめ、やがて南のゴンドワナ大陸が誕生しました。
ゴンドワナ大陸は長い時間をかけてさらに分裂・移動を繰り返し、現在の南アメリカ、
アフリカ、インド、オーストラリア、南極などへと姿を変えます。本展の主人公は、
このゴンドワナ大陸に生息した恐竜たちです。
マプ親子HP.jpg
 本展では、昨春、東京で世界初公開され、57万人を超える人々を魅了した
史上最大級の肉食恐竜「マプサウルス」(アルゼンチン産)の成体と幼体の復元骨格を
同時公開します。この「親子」の標本は、複数の個体が同じ場所から発見されたということで、
単独行動が基本といわれていた大型肉食恐竜の新たな生態が浮かび上がってきた大変貴重なものです。
 
 本展が、多くの人々にとって恐竜への関心を深め、さらに、地球の歴史や環境変化に
ついて考えるきっかけになれば幸いです。また、本展で紹介する最新の研究成果が、
今後の学術発展に深く寄与することを願っております。
 詳しくは、下記リンクより報道資料をダウンロードしてご覧下さい。
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