石井陽子学芸員が「平成25年度笹川科学研究奨励賞」を受賞しました
平成26年4月25日(金)に、「平成25年度笹川科学研究奨励賞」研究発表会及び授賞式が、東京都内で行われました。奨励賞を受賞した大阪市立自然史博物館 石井 陽子学芸員(第四紀研究室)は、研究発表会で発表を行うとともに、受賞者代表として表彰状を授与されました。
石井学芸員は、平成25年度笹川科学研究実践研究部門に採択され、『博物館所蔵のボーリングコアを使って大阪平野地下の地層をさぐる-地学分野の学校向け貸し出し教材の開発・運用と防災教育への展開-』という研究課題で、研究を行いました。研究発表会での発表の要旨は、下記で読むことができます。
http://www.jss.or.jp/material/img2/deta16.pdf
日本科学協会のHPには、
『日本科学協会では、科学研究助成対象者となった若手研究者の励みとなるよう、平成19年度から「笹川科学研究奨励賞」 を創設いたしました。(中略)受賞者の選考には、単に研究の内容や成果だけに捉われることなく、研究に取り組む真摯な姿勢や、研究遂行のための努力など、研究者の資質 という面も評価しています。』
と記されており、今回の石井学芸員の研究は、この内容に当てはまると高く評価されたものです。