大阪市立自然史博物館研究報告73号を公開しました
大阪市立自然史博物館研究報告73巻(2019年3月発行)が公開されました。
学芸員の研究活動や博物館の収蔵資料を活用した研究、10編が掲載されています。
インターネットから無料で閲覧いただける他、冊子体をご希望の方はミュージアムショップで購入いただけます。
閲覧はこちら(大阪市立自然史博物館リポジトリサービス)から
掲載されている論文は以下のとおりです。
原著論文
昆虫学
松本吏樹郎・長谷川匡弘・市川顕彦
外来種ワタナベツチバチ(ハチ目、ツチバチ科)の日本からの発見(英文)
植物学
古本 良・大谷雅人・指村奈穂子・澤田佳宏・横川昌史
希少海岸植物バシクルモンの新潟県の1生育地における開花状況及び地下部の観察結果
鳴橋直弘・久米 修
バラ科キイチゴ属ゴショモミジイチゴの新産地とその果実
末次健司・福永裕一
ムロトムヨウラン(ラン科)を鹿児島県の黒島,中之島および奄美大島から記録する
古生物学
宇都宮 聡
鹿児島県長島町獅子島の上部白亜系御所浦層群から産出した東アジア最古のエラスモサウルス科(爬虫綱,長頚竜目)
樽野博幸・奧村 潔・石田 克
ヤベオオツノジカの角の形態について—個体発生に基づく再検討—
博物館学
山中亜希子・山下和子・田中嘉寛
博物館における児童の学びの場 —子どもワークショップ「地下鉄クジラ」の実践報告—
自然誌資料
昆虫学
初宿成彦
大阪府におけるハルゼミの分布-インターネットを用いた現況の記録と変遷の推定-
中濵直之・瀬口翔太・藤本将徳・有本久之・伊藤建夫・藤江隼平・高柳 敦
京都大学芦生研究林で2008年から2016年まで採集された甲虫類
植物学
山本好和・髙萩敏和・坂東 誠・河合正人
大阪府地衣類資料Ⅲ.箕面公園(箕面市)の地衣類相および興味深い2種について