大阪市立自然史博物館研究報告74巻を大阪市立自然史博物館研究リポジトリで公開しました。
大阪市立自然史博物館では学芸員による研究や収蔵資料を用いた研究など、ひろく自然史科学に関する研究を取り扱う査読付き論文誌として「大阪市立自然史博物館研究報告」を毎年発行しております。74号となる今回には原著論文、3篇、自然誌資料5篇の合計8篇の論文が掲載され、本日発行されました。
いずれも
大阪市立自然史博物館研究リポジトリからPDFとしてダウンロードいただけます。
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目次
原著論文
動物学
松井彰子・中島 淳
大阪府におけるドジョウの在来および外来系統の分布と 形態的特徴にもとづく系統判別法の検討)
植物学
鳴橋直弘
アジア産キイチゴ属の分類学的ノート(9) 4分類群に関する学名の整理
地質学
清家一馬・岩野英樹・檀原 徹
基盤岩に注目した和泉堆積盆北縁部のテクトニクス —和泉層群と大沢礫岩,泉南流紋岩類牛滝川流紋岩溶岩の層序関係の再検討—
自然誌資料
昆虫学
初宿成彦 大阪府におけるヒグラシの分布-市民調査「神社のヒグラシ」プロジェクトの結果報告-
植物学
稗田真也・ 植村修二・野間直彦
アメリカミズキンバイとよばれる Ludwigia decurrens と L. longifolia(アカバナ科)の 推奨される和名
横川昌史・高田みちよ・長谷川匡弘 大阪府における特定外来生物オオバナミズキンバイ(広義)(アカバナ科)の現状
古生物学
樽野博幸
古生物学資料のための描画装置と計測補助具-正射影描画器と幅広ジョウ-
古生物学 / 地質学
鈴木博之・山本俊哉・別所孝範 紀伊半島四万十累帯南帯の古第三系牟婁層群佐本川層から発見された放散虫化石