テーマ展示「世界一変な火山展」が今週末7月4日(日)まで!

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 テーマ展示「世界一変な火山展」は、令和3年4月24日からスタートし、臨時休館後、会期を延長して開催しておりますが、今週末7月4日(日)が最終日です。
 世界遺産・北海道知床にある知床硫黄山は、大量の溶融硫黄を噴出する世界的にもとても珍しい火山として知られています。1936年の噴火では10万トンを超す硫黄が噴出し、海岸まで大量の硫黄が流れ込みました。
 当館外来研究員の山本睦徳(やまもとむつのり)さんは、この知床硫黄山の研究のほとんどを1人で行い、その地質や硫黄噴火メカニズムを明らかにしてきました。その成果は学会や論文で発表すると共に、2018年には「世界一変な火山 知床硫黄山ひとり探査記」(サンライズ出版)として書籍にまとめられました。
 このテーマ展示では、山本さんの研究成果や1936年の噴火の資料をもとに、1936年に噴出した硫黄標本や知床硫黄山の復元模型、多くの写真や図を展示し、「世界一変な火山」の知床硫黄山の全貌を紹介します。
 博物館本館2階イベントスペースで開催中ですので、お見逃しなく。
開催情報はこちらをご覧ください。