「ホネホネサミット2023」を開催します

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 大阪市立自然史博物館では、「ホネホネサミット2023」を令和5年10月21日(土)、22日(日)に開催します。
 ホネホネサミットは、博物館や大学などを舞台に骨格標本を作製している団体や個人、その他さまざまな形で骨格標本づくりに関わっている人たちの交流を大きな目的として、それぞれが作った標本を展示したり、活動内容を紹介したりします。また、イベントとして一般の方々にも来場いただき、骨の魅力や動物の死体を標本として残すことの意義を多くの人に知ってもらう機会にもしたいと考えています。
 ホネホネサミットを主催する「なにわホネホネ団」は2003年、大阪市立自然史博物館の研究サークルとして活動を始めました。主な活動は、博物館に集まった動物の死体を、博物館で保存するために標本化することです。その他に各地のイベントにも出掛け、動物の死体を標本として残すことの意義を普及してきました。
 大阪でのホネホネサミットは、2009年、2011年、2014年、2017年に続いて今回が5回目の開催となり、過去の各回の来場者は1日数千人に及びます。このイベントが、今後さらに各地の骨の標本製作集団の活動を活性化させるきっかけになればと考えています。

<開催概要>
1.名  称:「ホネホネサミット2023」
2.期  間:令和5年10月21日(土)、22日(日)
3.開催時間:9時30分~17時(両日とも入場は16時30分まで)
4.会  場:大阪市立自然史博物館 ネイチャーホール(花と緑と自然の情報センター2階)ほか
5.入 場 料:無料(自然史博物館常設展の観覧には入館料が必要)
6.主  催:大阪市立自然史博物館、なにわホネホネ団、認定特定非営利活動法人大阪自然史センター
<内容>
◆ブース展示(両日とも開催)
出展者による活動紹介や標本などの展示、ホネをテーマとした参加体験型の企画など。
◆講演プログラム
●招待講演会「クジラの歌を聴け! -海の哺乳類が教えてくれること-」
 海を生活の拠点としながら、我々と同じ哺乳類であり続けているのが、クジラ・イルカの鯨類、アシカ・アザラシの鰭脚類、ジュゴン・マナティの海牛類とラッコとホッキョクグマで、海棲哺乳類と総称します。彼らは、同じ海洋にいる魚類や貝類よりも我々と近い動物で、彼らを知ることは我々自身を知ることにもつながります。そんな彼らが海岸に打ち上がるストランディングという現象が国内では年間300件発生しています。それを調査していると、我々人間が彼らや海洋環境に多大なる迷惑をかけている現状も目の当たりにします。彼らと共に歩む未来には何が必要で何が欠けているのでしょう?その答えは我々の中にあるはずなのです。
 ・日 時:10月21日(土) 13時30分~15時
 ・会 場:自然史博物館本館 講堂
 ・参加費:無料(ただし自然史博物館入館料が必要)
 ・講 師:田島木綿子(国立科学博物館)
●ホネホネ☆発表会
 出展者が、骨標本作りや皮むきの技や道具などのノウハウ、骨を使った教育プログラムや活動展開を紹介します。
 ・日 時:10月22日(日) 13時~15時
 ・会 場:自然史博物館 ネイチャーホール(花と緑と自然の情報センター2階)
 ・参加費:無料
 ・発表者:板橋区立教育科学館 クワちゃんラボ、荻野慎諧、シャレコーベミュージアム、なにわホネホネ団、標 本士ミノル、丸山啓志ほか

「ホネホネサミット2023」公式webサイト
https://www.omnh.jp/wada/hone2023/
<マスコミの皆様>
プレスリリースはこちらです