3月1日(土)に公開シンポジウム「淀川のイタセンパラの絶滅を防げ」を開催します

 大阪市立自然史博物館では関西自然保護機構と共催して、淀川のシンボル・フィッシュでありながら絶滅の危機に瀕しているイタセンパラの現状及び保護の取組みをテーマとした公開シンポジウムを、下記のとおり開催します。たくさんのご来聴、お待ちしております。
 日時:平成20年3月1日(土)  午前10時〜午後3時
 場所:大阪市立自然史博物館 講堂       
 主催:関西自然保護機構(略称=KONC 理事長:渡辺弘之京都大学名誉教授)
    大阪市立自然史博物館(館長:山西良平)
 参加費 : 無料(ただし、博物館入館料(大人300円、高大生200円)が必要。中学生以下、障害者手帳などをお持ちの方、大阪市内在住の65歳以上の方は無料(要証明)。)
 プログラム
  10:00~ はじめに 山西良平(KONC事務局長・大阪市立自然史博物館長)
  10:10~ 淀川におけるイタセンパラの保全活動の歩み 紀平 肇(淡水魚保護協会理事)
  10:25~ イタセンパラ仔稚魚個体数の年変動 河合典彦(大阪市立大桐中学校教諭)
  10:40~ 1970年代における淀川水系の環境とイタセンパラ 長田芳和(大阪教育大学教授)
  11:00~ 淀川におけるイタセンパラの生活史戦略 小川力也(大阪府立西野田工業高校教諭)
  11:40~ イタセンパラの増殖から見た野生復帰の条件 上原一彦(大阪府水生生物センター研究員)
  12:00~ 質疑応答
  12:10~ 休憩(イタセンパラのビデオ上映)
  12:50~ 何がイタセンパラを絶滅に導いたか 村上興正(同志社大学講師、元京大理学部講師)
  13:20~ 淀川のイタセンパラ保全に向けての対応 吉田延雄(国土交通省淀川河川事務所長)
  14:00~ 総合討論(~15:00)
 以下の当館イベントページでもご案内しています。どうぞご覧下さい。
https://www3.mus-nh.city.osaka.jp/scripts/Event.exe?C=0#E684R8Y