いよいよ直前!3/15(土)から「ようこそ恐竜ラボへ!ー化石の謎をときあかすー」

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2008年3月15日から大阪、長居公園の大阪市立自然史博物館で開催される「ようこそ恐竜ラボへ!ー化石の謎をときあかすー」。もう新聞紙上やチラシで見た人もいるかもしれません。博物館のまわりにも開催を知らせるのぼりが立ちはじめ、いよいよ搬入も始まります。
さて、恐竜研究者の解説ツアーから、子どもも楽しめるワークショップまで、さまざまな関連イベントが開催されるのも今回の特別展の魅力。既に博物館のイベント情報にも掲載されていますが、以下の追記欄にも改めて掲載されています。
どうぞお楽しみに!!
恐竜ラボ 特設ホームページhttps://www.omnh.jp/tokuten/2008dinolab/index.html


1.恐竜ラボ・オープニング記念特別解説ツアー「ようこそ恐竜ラボへ!-恐竜研究はこんなにおもしろい」
・日時:3月15日(土) 、16日(日)
①10:30~11:30 ②13:00~14:00 ③15:00~16:00  計6回。
・場所:大阪市立自然史博物館ネイチャーホール 特別展会場内
・講師:林原自然科学博物館 石垣忍副館長
・費用:無料。但し、特別展会場内のため特別展チケットが必要(中学生以下、障害者手帳をお持ちの方、大阪市内在住の65歳以上の方は不要)。
・申込:事前申込不要。参加希望者は開始5分前までに会場入口に集合。
・内容:発掘、調査、復元など、研究のさまざまな場面で、実際に使用する道具なども用いて説明。講師の石垣副館長は恐竜の足跡の研究者。「恐竜と歩こう」のコーナーでは、足跡研究についての詳しい話も。
2.恐竜ラボ・子どもワークショップ
①恐竜ラボ・子どもワークショップ「ながめて・作って・レプリカ体験」
恐竜の研究では、化石を観察することがとても大切です。化石をじっくり観察すると、新しい事実が見えてきます。恐竜研究者になった気分で、化石をよくながめて、「レプリカ」をつくっていただきます。本ワークショップでは、レプリカが単なるつくりものではなくて、本物の化石をかたどった研究のための大事な資料であることも実感していただきます。
・日時:4月12日(土)、13日(日)、26日(土)、27日(日)
6月 7日(土)、 8日(日)、21日(土)、22日(日)
    いずれの日も、①10:30~12:10、②14:00~15:40 計16回。
・場所:大阪市立自然史博物館 ネイチャーホール 特別展会場内
・定員:各回15人(事前申込要、定員を超えた場合は抽選。プログラムの内容と安全確保のため、定員になり次第受付を終了します。また、途中参加はできません。)
・対象:小学生以上(定員に余裕のある場合は未就学児童も参加可能。ただし保護者の付添いが必要です。)
・費用:材料費200円(但し、高校生以上の方が、プログラムに参加される場合や、お子様の付添いでご入場の際は、特別展への入館料が必要です(大人1,100円、高大生600円)。)
・申込:往復はがき又は電子メールで「ながめて・作って・レプリカ体験参加希望」と明記の上、参加希望日時(第1、第2希望まで)、氏名、年齢、住所、電話番号、返信用宛名を書いて自然史博物館へ申込み。
自然史博物館ホームページ(https://www.omnh.jp/)からの申込みも可能。
▽申込先:〒546-0034大阪市東住吉区長居公園1-23
大阪市立自然史博物館普及係あて e-mail gyouji@mus-nh.city.osaka.jp
    ▽申込期間:4月実施分:3月28日(金) 必着
          6月実施分:5月 1日(木)から5月20日(火)まで 必着
②恐竜ラボ・子どもワークショップ「きょうりゅうはりえ~デイノニクス編~」
 デイノニクスの肉付け骨格の展示をもとに、研究者たちが、どのように復元していったのか、その行程を紹介します。なかでも様々な解釈が可能な「色」に焦点を置き、どんな色をしていたと思うか、子どもたちに自分なりに考えてもらい、デイノニクスの線画の描かれた台紙に、好きな色の紙を貼付けて絵を作っていただきます。
・日時:5月17日(土)、18日(日)、24日(土)、25日(日)
    いずれの日も①11:00~11:50、②13:30~14:20、③14:30~15:20、④15:30~16:20
計16回。
・場所:大阪市立自然史博物館ネイチャーホール 特別展会場内
・定員:各回10人(プログラムの内容と安全確保のため、定員になり次第受付を終了します。また、途中参加はできません。)
・対象:小学生以上(定員に余裕のある場合は未就学児童も参加可能。但し保護者の付添いが必要です。)
・費用:材料費100円(高校生以上の方が、プログラムに参加される場合や、お子様の付添いでご入場の際は、特別展への入館料が必要です。)
・申込:当日受付(各回スタートの15分前より会場にて受付を始めます。)
3.恐竜ラボ・トーク「恐竜研究ってこんなにおもしろい!」
①「恐竜研究ってこんなにおもしろい!-ゴビ砂漠の魅力」
 林原自然科学博物館は、15年にわたってモンゴル・ゴビ砂漠での発掘調査を続けています。特別展で紹介しているのはモンゴル・ゴビ砂漠のブギンツァフでの発掘現場。1993年の調査以来、何度かの調査を経て8000万年前のブギンツァフのようすが少しずつ分かってきています。
第1回恐竜ラボ・トークでは、化石や地層の証拠から、どうやって当時の環境を知っていくのかを紹介します。ゴビ砂漠には恐竜の産地がたくさんあり、場所によって産出する恐竜や当時の環境も違います。さまざまな産地での発見を交え、世界屈指の恐竜産地、ゴビ砂漠の魅力をお伝えします。
・日時:3月23日(日) 13:30~15:00
・場所:大阪市立自然史博物館講堂
・講師:林原自然科学博物館 石垣忍副館長
②「恐竜研究ってこんなにおもしろい!-発見が続くアジアの竜脚類」
1978年に日本で初めて恐竜化石が発見されてから30年。かつて、恐竜は見つからないと考えられていた日本で、近年、兵庫県、和歌山県、福井県など、日本各地で貴重な発見が相次いでいます。
 第2回恐竜ラボ・トークでは、日本で特に多くの化石が発掘された福井県勝山市での恐竜発掘状況や、アジアでの恐竜新発見について、福井県立恐竜博物館の東洋一副館長にトークを展開していただきます。
・日時:4月12日(土) 13:30~15:00
・場所:大阪市立自然史博物館講堂
・講師:福井県立恐竜博物館 東 洋一副館長
③「恐竜研究ってこんなにおもしろい!-丹波の恐竜化石発掘最新報告」
 2006年8月7日、兵庫県丹波市で巨大な植物食恐竜・ティタノサウルス形類と見られる化石が発見され、大きな関心を集めています。「丹波竜」と名づけられた化石の保存状態は良好で、世界でも珍しい「一体分の化石」が確認できる可能性があります。
 第3回恐竜ラボ・トークでは、現在も発掘が行われている「丹波竜」について、その発見の経緯や発掘調査の進捗状況、今後の展望などについて、兵庫県立人と自然の博物館 三枝春生研究員にトークを展開していただきます。
・日時:5月18日(日) 13:30~15:00
・場所:大阪市立自然史博物館講堂
・講師:兵庫県立人と自然の博物館 三枝春生研究員
④「恐竜研究ってこんなにおもしろい!-恐竜の生きた姿を復元する」
恐竜をはじめとする古生物は、今では生きた姿を見ることはできません。 でも、私たちは化石から彼らが実際に生きていたことを知ることができます。では、どんな姿をしていたのでしょうか?恐竜の場合、化石として残るのはほとんど骨です。しかも、全身が見つかることはまれで、多くの場合は部分しか見つかりません。
第4回恐竜ラボ・トークでは、そんな化石として残された恐竜たちを、どうやって現代によみがえらせるのか?その手法のひとつである「復元画」について、恐竜画家の小田隆さんにお話しいただきます。
・日時:5月31日(土) 13:30~15:00
・場所:大阪市立自然史博物館講堂
・講師:小田 隆さん(画家、イラストレーター)
〔申込〕普通はがき、電子メールで「○月○日恐竜ラボトークに参加希望」と明記の上、参加者全員の氏名、年齢、住所、電話番号を書いて、「恐竜ラボ展」大阪事務局へ申込み。自然史博物館ホームページ(https://www.omnh.jp/)からの申込みも可能。定員は各回250人(先着順)。参加票(はがき)を送ります。
▽申込先:「恐竜ラボ展」大阪事務局
〒546-0034 大阪市東住吉区長居公園1-23 大阪市立自然史博物館内
         e-mail gyouji@mus-nh.city.osaka.jp
     ▽申込締切:①3月17日 ②4月1日 ③5月8日 ④5月20日 必着
〔参加〕無料。但し、特別展観覧券の半券(中学生以下、障害者手帳をお持ちの方、大阪市内在住の65歳以上の方は不要)と参加票(はがき)が必要。
4.恐竜ラボ・プレパレーターにきいちゃおう
・日時:3月27日(木)、3月28日(金)、4月19日(土)、4月20日(日)、5月31日(土)、6月1日(日) 
いずれの日も①10:00~12:00 ②13:00~14:00 ③15:00~16:00 計18回。
※多少時間が前後することがあります。ご了承ください。
・場所:大阪市立自然史博物館ネイチャーホール 特別展会場内
・申込:事前申込不要。