「ホネホネサミット2017」を開催します
大阪市立自然史博物館では、「ホネホネサミット2017」を平成29年2月11日(土・祝)・12日(日)に開催します。
ホネホネサミットは、博物館や大学などを舞台に骨格標本を作製している団体や個人、その他さまざまな形で骨格標本づくりに関わっている人たちの交流を大きな目的として、それぞれが作った標本を展示したり、活動内容を紹介したりします。また、イベントとして一般の方々にも来場いただき、骨の魅力や動物の死体を標本として残すことの意義を多くの人に知ってもらう機会にもしたいと考えています。
ホネホネサミットを主催する「なにわホネホネ団」は2003年、大阪市立自然史博物館の研究サークルとして活動を始めました。主な活動は、博物館に集まった動物の死体を、博物館で保存するために標本化することです。その他に各地のイベントにも出掛け、動物の死体を標本として残すことの意義を普及してきました。
大阪でのホネホネサミットは、2009年、2011年、2014年に続いて今回が4回目の開催となり、各回の来場者は1日数千人に及びます。このイベントが、今後さらに各地の骨の標本製作集団の活動を活性化させるきっかけになればと考えています。
今回も骨をはじめ、自然に興味のある多くの方々のご来場をお待ちしております。
■日 時:平成29年2月11日(土・祝)・12日(日) 9時30分~16時30分(両日とも入館は16時まで)
■会 場:大阪市立自然史博物館 ネイチャーホール ほか
■入 場 料:無料 ※臨時休館中のため大阪市立自然史博物館・常設展の観覧はできません
■開催内容
◆ブース展示(両日とも開催)
出展者による活動紹介や標本などの展示、自然をテーマとした参加体験型のゲームコーナーなど。
◆講堂プログラム
<2月11日(土・祝)>
招待講演会「海のホネ拾い」
海岸に打ちあがっている骨拾いから、どんな「世界」が見えてくるのかをお話ししたいと思います。特に沖縄の海岸で見つかるジュゴンの骨に焦点を当ててみたいと思っています。
・時 間:13時30分~15時
・会 場:自然史博物館本館 講堂
・参加費:無料
・講 師:盛口 満(沖縄大学人文学部)
<2月12日(日)>
ホネホネ☆発表会
出展者が、骨標本作りや皮むきの技や道具などのノウハウ、骨を使った教育プログラムや活動展開を紹介します。
・時 間:13時~14時30分
・会 場:自然史博物館 ネイチャーホール
・参加費:無料
・発表者:樹脂会、なにわホネホネ団 ほか
■主 催:
大阪市立自然史博物館、なにわホネホネ団