教員のための博物館の日 2022 in 大阪市立自然史博物館
大阪市立自然史博物館では、学校向けにさまざまな事業を展開しています。団体見学の下見対応や、学校からのリクエストに対応した授業など、来館時の利用をより楽しく学びがあるようにというサポートはもちろん、職場体験活動の受入れや、学校で使える貸出資料などもあります。
今年度は、学校でも利用できるさまざまなWebコンテンツや貸出資料などを紹介するほか、学芸員による展示解説や体験プログラムも実施します。また、博物館のワークシートについての講演会や、学習指導要領を意識した博物館での「問い」を考えるワークショップも実施します。
・日時:令和4年8月3日(水)10:00~17:00 (受付は9:30~)
・会場:大阪市立自然史博物館
・参加対象:幼稚園・保育所等幼児教育関係者、小中高等学校等の教員、教職課程を学ぶ学生、そのほか学校教育関係者
・定員:30名 ※大阪市教育センターの研修参加者30名も一緒に参加します。
・参加費:無料
・申込:7月27日(水)までに、申込みが必要。
学校名等所属・名前を書いて電子メール(tm@mus-nh.city.osaka.jp)でお申込みください。大阪市立自然史博物館ホームページのイベントページからもお申込みできます。
※ 先着順で受付。参加の可否は順次メールの返信によりお知らせします。
<スケジュール>
・9:30 受付開始
・10:00 全体会(開会の挨拶と自然史博物館の概要説明)
・10:15〜11:00 30名2グループに分かれてプログラム①か②に参加
①大阪市立自然史博物館の学校向け事業の紹介、学校で利用できるウェブのコンテンツの見方、学習指導要領と博物館
②大阪市立自然史博物館の貸出資料の紹介
・11:00~11:55 上記プログラム①②を交代。
・11:55~13:00 昼食休憩 ※展示見学もできます。
・13:00〜13:50 体験プログラム※20名3グループに分かれて①~③いずれかに参加
①「昆虫の体の不思議。じっくり見てみよう」(昆虫研究室 藤江)
②「展示室、化石の骨を、味わおう」(地史研究室 田中)
③「育ててびっくり!もやしのひみつ」(植物研究室 長谷川)
・14:00〜14:50 展示解説プログラム※20名3グループに分かれて①~③いずれかに参加
①第2展示室 「大阪平野の生い立ち」(第四紀研究室 石井)
②第5展示室 「生き物と自然の関わり」(植物研究室 佐久間)
③第1展示室と花と緑と自然の情報センター 「外来生物」(動物研究室 石田)
※展示解説プログラムと体験プログラムは当日3グループに分けますので、ご希望のグループには入れない場合があります。
・15:00〜15:45 講演「博物館の過ごし方を提案! ―主体性・対話性・探求力に着目したみんぱくのアクティビティ・カード」
博物館での新たな過ごし方を提案するツールとして、国立民族学博物館(みんぱく)が開発したアクティビティ・カード。これは、個人が主体的に展示資料を選び、観察し、表現し、想像し、探求し、他者と対話することを目指すものです。実際に参加者に体験して頂き、開発の意図や今後の汎用性についてご紹介いたします。
講師:国立民族学博物館 准教授 岡田恵美氏
国立民族学博物館 企画課 特任専門職員 五月女草子氏
・15:45〜16:45 博物館で「問い」づくりワークショップ~開かれた問いって?~
・16:45〜17:00 全体会
主催:地方独立行政法人大阪市博物館機構、大阪市立自然史博物館
共催:国立科学博物館、公益財団法人日本博物館協会
後援:文部科学省、大阪府教育委員会、大阪市教育委員会、堺市教育委員会
※今後の新型コロナウイルス感染拡大状況により、プログラムの内容を変更することがあります。
※「教員のための博物館の日2022 in 大阪市立自然史博物館」は、JSPS科研費JP19K01151(研究課題名「新学習指導要領が目指す学びの実現を学校との協働で実践する博物館教育の研究」)を受けて実施します。
※15:00からの講演会・ワークショップは博学連携ワークショップ2022のプログラムとして実施します。博学連携ワークショップの詳細は、こちら→http://www.omnh.net/whatsnew/2022/06/2022_1.html