ミニ展示「もう一つの自然史のイラストレーション 菌類の敎育掛図」を開催します

 大阪市立自然史博物館では、令和6年3月9日(土)~5月26日(日)の間、ミニ展示「もう一つの自然史のイラストレーション 菌類の敎育掛図」を開催します。
 現在開催中の特別展「自然史のイラストレーション」に盛り込むことのできなかった敎育掛図を博物館本館 本館1階 出入口付近のウォールケースにて展示します。

 敎育掛図は明治から昭和にかけて学校教育などの場で使われてきた「視聴覚教材」の原型とも言うべき存在です。
 今回展示した掛図は、1888年に設立された大阪府立農学校※の植物病理学を専門とした教諭、出田新(いでた あらた)が作成した、植物病原性の菌類の図譜です。不十分なものもありますが、現在から見てもしっかりと病徴を捉えた、当時の先端的な内容を盛り込んだ敎育掛図です。出田の活動は大阪で本格的な菌類敎育の嚆矢、とでもいうべき存在だと思われます。
 イラストレーション展での様々な生物を伝える図譜とともに、大阪での菌類敎育の源流に思いを馳せていただければ幸いです。

※大阪府立農学校:1888年に開学、1890年から1926年には大阪市生野区にあり、後に堺に移転。大阪府立大学(現大阪公立大学)の源流の一つ。

■開催概要
●名称:ミニ展示「もう一つの自然史のイラストレーション 菌類の敎育掛図」
●会期:令和6年3月9日(土)〜5月26日(日)
●開館時間:午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで)
●休 館 日:月曜日(ただし4月29日、5月6日は開館)、5月7日(火)
●場所:大阪市立自然史博物館 本館1階 出入口付近
●観覧料:常設展入館料(大人300円、高大生200円)
※中学生以下、障がい者手帳など持参者(介護者1名を含む)、大阪市内在住の65歳以上の方は無料(要証明)
※30人以上の団体割引あり。