大阪市立自然史博物館 特別展 「OCEAN! 海はモンスターでいっぱい」 の開催について

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 大阪市立自然史博物館では、平成23年9月10日(土)から11月27日(日)まで、特別展「OCEAN! 海はモンスターでいっぱい」を開催します。
なお、8月28日(日)までは、特別展「来て!見て!感激! 大化石展」を好評開催中です。
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現在、地球上で名前がついている生物は約175万種になります。しかし、実際に生息している生物種は2000万種以上になるとも推定されています。地球上の多様な生物はすべて、今から30数億年前の海の中で誕生した生命の子孫であり、長い時間をかけて進化してきた結果です。
 私たち人間も含む“生命の源”である海にはさまざまな環境があります。沿岸、外洋、深海-、そしてそこに生息する生き物たちも多種多様で、陸とは違う体の形、海ならではの食べ方、移動方法などを見ることができます。
 また長い歴史の中、海の環境は変わり、海に棲む生き物たちも移り変わってきました。多様な種類の生き物が現れた海、魚が登場する以前の海、魚が繁栄した海、90%以上の生き物が絶滅した海、陸から海へ進出した爬虫類や哺乳類が栄えた海、そしてずっと海に棲む生き物-。海は豊かな進化の舞台であり、そこでは繁栄と絶滅を繰り返しながら、様々な生命のバトンが受け継がれてきたのです。
本展では、「海にくらす」「6億年 海のニュース」の2テーマで構成し、海とそこに棲む生き物たちの多様な姿を、化石と現生標本をつかって紹介しています。6億年のむかしから現在に至る海の生物の「かたち」を通して、それぞれの生物の海中における適応の様子を楽しんでいただき、多くの人が「未来の海」について考えるきっかけになればと考えます。


開催概要
1 名 称  特別展「OCEAN! 海はモンスターでいっぱい」
2 主 催  大阪市立自然史博物館、読売新聞社
3 特別協力 林原自然科学博物館
4 協 力  岩国市立ミクロ生物館、海洋研究開発機構、笠岡市立カブトガニ博物館、神奈川県立生命の星・地球博物館、蒲郡市生命の海科学館、きしわだ自然資料館、京都大学総合博物館、珠洲市教育委員会、太地町立くじらの博物館、東京工業大学、どこでも博物館、栃木県立博物館、鳥取県立博物館、中川町エコミュージアムセンター、名古屋港水族館、名古屋大学博物館、日経ナショナル ジオグラフィック社、沼田町化石館、ピーアンドエー・インターナショナル、福井県恐竜博物館、ふくしま海洋科学館、三重県立博物館、むかわ町立穂別博物館、早稲田大学、Formosoft International Inc.ほか
5 会 期 平成23年9月10日(土)〜11月27日(日)
6 休館日  月曜日(ただし、9/19、10/10は開館)、9/20、10/11
7 会 場 大阪市立自然史博物館 ネイチャーホール(花と緑と自然の情報センター 2階)
〒546-0034 大阪市東住吉区長居公園1-23 TEL 06-6697-6221 FAX 06-6697-6225
地下鉄御堂筋線「長居」駅下車3号出口・東へ800m
JR阪和線「長居」駅下車東出口・東へ1000m
ホームページ https://www.omnh.jp/
8 観覧料 大人1,200円(1,000円)、高校生・大学生 700円(500円)
※( )内は前売料金。
※ 上記入場料にて、常設展(大人300円、高大生200円)入場可。
※ 中学生以下、障がい者手帳持参者(介護者1名を含む)、大阪市内在住の65歳以上の方(要証明)は無料。30名以上の団体割引あり。
※ 前売券は、ローソン、ぴあなど主要プレイガイドで8月4日より発売。
11 開館時間 午前9時30分から午後5時まで(入館は午後4時30分まで)
※ ただし、11/1以降は、午前9時30分から午後4時30分まで(入館は午後4時まで)
プレスリリース(大阪市政記者クラブ・科学記者クラブに提供)
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