第3展示室の種子・果実の展示物は4月28日までご覧いただけません
4月16日(日)の16時ごろ、博物館の第3展示室の「すみ場所をひろげるB.植物も動く:種子散布」の展示ケース内において、タバコシバンムシの発生を確認しました。タバコシバンムシは植物の標本などを食害する昆虫です。特にドリアンの果実に多数発生しており、被害の状況を考慮して、ケース内に直接展示している展示品をすべて殺虫処理することになりました。
処理の期間は4月28日(金)までとなります。その期間、展示ケース内のほとんどの資料はご覧いただけませんのでご了承ください。ライオンゴロシやツノゴマなどの大きなひっつきむし、熱帯の大きなドングリ、バオバブの果実などもご覧いただけませんのでご注意ください。展示の再開は4月29日(土)からを予定しています。
普段の種子散布展示。様々な果実や種子を並べて植物が「動く」様子を展示しています。
展示ケース内の果実や種子。
2023年4月28日までの種子散布展示。瓶やケースなどに入れていなかった果実や種子は殺虫処理のため冷凍室に入っています。
4月28日までは個別に瓶に入っている果実や種子と展示パネル、写真のみご覧いただけます。
【4月28日追記】
4月28日の閉館後、-30℃の冷凍室で12日間の殺虫処理を済ませた展示物を元に戻しました。
4月29日から通常通りの展示をご覧いただけます。元に戻した展示の様子は以下の通りです。