第39回地球科学講演会 「地質の日」協賛行事 「北アルプス生成の謎 -マグマと短縮テクトニクスが作り出した北アルプス-」
2022年5月8日に地球科学講演会を開催いたします。
会場での聴講の申し込みは既に締め切りましたが、YouTube配信をご覧いただけます。
地球上に露出する第四紀花崗岩(かこうがん)5岩体のうち、北アルプス(飛騨山脈)には滝谷花崗閃緑岩と黒部川花崗岩の2岩体があります。1990年当時、地球上に第四紀花崗岩が露出しているとは誰も考えていませんでした。厚さ3kmほどの岩盤が侵食され露出するまでには500万年程度はかかると信じられていたためです。第四紀花崗岩がなぜ北アルプスにあるのでしょう?同時代に大噴火を起こしていた巨大カルデラ火山の復元とともに、北アルプスの生い立ちの謎に迫ります。
日時:5月8日(日)午後3時~4時30分
場所:大阪市立自然史博物館 本館 講堂(YouTubeを使った同時配信も行います)
講師:原山 智 氏(信州大学名誉教授・同理学部特任教授)
配信方法:YouTubeを使った配信を予定しています。インターネット環境に接続することができるパソコン、スマホなどがあれば、ソフトなどをダウンロードする必要はありません。ネット接続できるパソコン・スマホは各自でご用意ください。
接続方法:YouTubeの「大阪市立自然史博物館」チャンネル(https://www.youtube.com/c/ 大阪市立自然史博物館/)にアクセスして表題の番組をクリックしてください。開始時間になれば始まります。番組を見つけられない場合はYouTubeの検索ボックスに表題名を入れて検索してください。
その他:5月31日(火)まで見逃し配信を行います。同時配信を見られない方はご覧ください。
主催:地学団体研究会大阪支部・日本地質学会近畿支部・大阪市立自然史博物館
配布資料