夏季の野外行事における熱中症リスク軽減のための暑さ指数(WBGT)の導入について
大阪市立自然史博物館では、夏季の野外行事における熱中症を予防するため、行事実施・中止の判断基準として、昨夏から暑さ指数(WBGT)を導入することにいたしました。
暑さ指数(WBGT)とは、気温だけでなく湿度や日射・輻射等を取り入れた指標で、運動環境の指針として有効とされています。(公財)日本スポーツ協会は、暑さ指数(WBGT)が31以上のとき、運動は原則中止すべきであるとする指針を発表しています(※1)。
大阪府では過去5年間、特に7月後半~9月前半に日中の暑さ指数(WBGT)の日最高値が31以上となる傾向にあります(※2)。暑さ指数(WBGT)の実況と予測値は環境省の熱中症予防情報サイトで見ることができます。
https://www.wbgt.env.go.jp/alert.php
大阪市立自然史博物館では、行事前日17時の時点で行事予定時刻の暑さ指数(WBGT)の予測値が31以上である場合、その行事(植物園案内以外)は中止します。植物園案内については、暑さ指数の予測値が31以上の場合、室内行事に切り替えます。行事の実施・中止については、留守番電話06-6694-0500でお確かめ下さい。留守番電話がセットされる日時は行事によって異なりますので、行事申し込みの後、担当者からの連絡をお待ちください。
※1(公財)日本スポーツ協会 (2019)「熱中症予防のための運動指針」
https://www.japan-sports.or.jp/Portals/0/data/supoken/doc/heatstroke/PART3_heatstroke_0531.pdf
※2 環境省.熱中症リスクカレンダー
https://www.wbgt.env.go.jp/doc_trendcal.php?tab=1#daily_max